河北省の教師・張麗珊さんは5年の不法判決に処された
(明慧日本)河北省師範大学物理学院の教師を務める法輪功学習者・張麗珊さんは、2年あまりの間、不法に監禁された後、さらに5年の刑を言い渡された。情報筋によると、張さんはこれに対して、現在上訴の続きを行っているという。
張さんの夫・鄭洪杰さんは、河北省委政策研究室幹部で、2005年4月26日、2人は法輪功の真相資料を配布していたときに強制連行された。石家庄市革新街派出所は、張さんの自宅を不法に家宅捜査した。それから1週間後、2人は共に勤務先から除名されたという。
張さんはこれまでずっと、石家庄市第二拘置所に不法監禁され、すでに2年3ヶ月が経っている。張さんは、奴隷的苦役を強いられ、これまで「上架」(壁に2本の鉄の棒を固定させ、両腕は鉄の棒に手錠で固定させられる)の拷問を受けたこともあった。長時間にわたり、重りの付いている手錠および足かせに固定させられたため、全身に痛みがもたらされ、寝ることもできなくなり、一人では日常生活ができない困難な状態に陥った。その間に、悪人らは何度も張さんに対して判決を下そうとしたが、弁護士の弁護および証拠不足によって、成立しなかった。
一方、鄭洪杰さんは3ヶ月間の迫害を受けたのち解放されたが、その5日後に再び強制連行された。その後、鄭さんは保釈金を支払い、自宅で審判を待つことにした。2人の親族や友人が弁護士に依頼し、申し立てのために法的手続きを行っているという。
2006年1月20日、中共新華区裁判所、検察院は張さんおよび鄭さんに対して、秘密裏で開廷審判した。家族は懸命に弁護士を探しているが、河北省のある弁護士は「上部より同件を受け取ることが禁止されている」という理由で断った。もう1人の弁護士は「この案件を受け取れば、我々の法律事務所が巻き添えにされる」とやはり断った。
張さんは今でも石家庄第二拘置所に不法監禁されている。最近、さらに5年の刑を言い渡された。情報筋によると、張さんはこれに対して、現在上訴の続きを行っているという。一方、鄭さんは今回いわゆる「起訴」はされなかった。
2007年8月3日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/7/31/159900.html)
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