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甘粛省:曹東さん、徐鋒さんは迫害され危篤、救出が急務

(明慧日本)法輪功学習者・曹東さん、徐鋒さんは、甘粛省第三刑務所(天水刑務所)でひどく迫害されている。刑務所側は2人を別々に隔離し、4〜5人の刑事囚を指図して、2人を虐待させ、強制的に「転向」させようと企んでいる。現在、2人とも非常に衰弱しているため、有識者たちがこの状況を認識し、積極的に救出活動を行うよう呼びかけたい。

 曹東さんは、2006年5月21日に北京で欧州連合(EU) 議会のエドワード・マックミラン・スコット副議長に面会し、本人や妻および周囲の法輪功学習者が受けた残酷な迫害を明かした。面会終了2時間後、中共国安諜報員が曹さんを強制連行し、同年9月に甘粛省安全庁および司法機関へ引き渡した。2007年2月8日、邪党裁判所は曹さんに対して5年の刑を言い渡し、5月に曹さんを秘密裏に天水刑務所へ移送し、不法監禁した。

 徐鋒さんは、2002年8月21日に真相を伝えていたときに、甘粛省慶陽市西峰公安局警察に強制連行され、慶陽市西峰裁判所に14年と6ヶ月の刑を言い渡された。徐さんはこれまでに甘粛省大砂坪刑務所、定西刑務所に不法監禁された。2005年12月14日、徐さん、劉志栄さんは天水刑務所に移送された。1ヶ月も経たないうちに、劉さんは迫害され死亡。劉さんは40歳代で壮健な人だったが、死亡した際に体中が傷だらけになっており、目の端には穴が開いていたという。

 天水刑務所での法輪功学習者に対する迫害手段は残酷極まるもので、陰険で悪辣であり、すでにヒステリー状態に陥っている。しかし、確固たる意志を持つ曹さん、徐さんに対して、天水刑務所はすべての迫害手段を使い果たした。悪人らは恐れ慌てて、学習者を「転向」させることができれば賞金1万元を与えると、悪辣な警察官を金で誘惑。劉江濤、張建華、張軍、董曙堂などが学習者を専門的に迫害する悪辣な警察官である。

 現在、天水刑務所は曹さん、徐さんを個別に監禁しているだけではなく、暴力団関係の殺人犯や無期懲役の囚人を使って、2人を迫害している。曹さんの周りにはこのような囚人が5人おり、徐さんの周りには4人いるという。現在、2人の状況は共に厳しく、迫害のためかなりの衰弱状態にある。

 2007年8月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/8/160452.html