遼寧省:40数人の法輪功学習者を強制連行、胡艶栄さんは迫害されて死亡(写真)
(明慧日本)2007年8月1日夜10時頃、遼寧省朝陽市の凌源北炉郷派出所所長・李政華、および随行した5〜6人の警察は、手錠と棍棒を手に持ち、法輪功学習者・郭鳳賢さんの自宅に乱入した。一方、夜12時ころ、凌源市国保大隊の隊長・王桂林、および数十人の警察は、胡艶栄さんと、交流していた40数人の法輪功学習者達を強制連行した。
情報筋によると、凌源拘置所、瀋陽市馬三家労働教養所で迫害され、危篤状態に陥った胡艶栄さんは、強制連行中に警察の車から飛び降り脱走を図ったため、重傷を負った。胡さんは、長期に亘り意識不明の状態が続き、凌源刑務所管理市局医院で、二度にわたり頭の手術を行った。胡さんは、8月5日朝方2時に、冤罪を着せられたまま死亡した。警察の車から飛び降りたという情報は、警察によって明らかにされたが、今のところ、他の目撃者はおらず、胡さんと同時に強制連行された学習者達は、全員拘置所に不法監禁されており、家族との面会も許されていないために、詳しい情報がつかめておらず、胡艶栄さんが、迫害され死亡した詳細は調査が必要である。
| 胡艶栄さんの生前の写真 |
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| 胡艶栄さんの死後の写真 |
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胡さんは入院期間中、常に警察の監視を受けた。胡さんは、死ぬ間際には頭部が浮腫しており、目、及び唇は青紫色で、こめかみおよび両目の端の間は黒紫色で、鼻柱および鼻は黒紫色で血痕が付いていた。胡さんが死亡した後、警察らは、恐れ慌てて情報を厳しく封鎖し、家族を監視し、胡さんが住んでいる村全体を厳戒し、往来する車および通行者に対しても尋問を行うほどの厳重ぶりである。胡さんの遺体は、医院の遺体安置所に置いてあり、警察が監視しているという。胡さんの自宅には、未成年の子供が2人も残されている。
凌源市は、遼寧省朝陽市管轄下の市である。朝陽市公安局副局長・張明華は、凌源で同件を監督している。中共朝陽市委および朝陽市政府は5月23日に、機密書類(朝委弁発「2007」21号)を共同で作成し、法輪功への迫害を続ける書類を各県、市党政部門および直轄の各部門へ下達した。各部門はミーティング、学習などの方法で伝達するよう要求された。
胡艶栄さん(42歳女性)は、凌源市北炉郷小楡樹林村の出身。胡さんは「真・善・忍」に従い、修煉を堅持し、悪党がこれまで行った迫害の中で、胡さんは、北京へ直訴したため、暴力を振るわれ、不法に監禁され、強制労働を強いられ、肉体的、精神的に、ひどく迫害を受けた。馬三家労働教養所は責任逃れのために、40日後、家族から2千元を強請りとってから、ようやく胡さんを解放した。胡さんが不法監禁されていた間に、自宅には5歳の息子と12歳の娘、70歳の父親が残されていた。夫は重度な精神的負担を背負いながら、生活を維持するためにバイトをしているという。
胡さん本人は迫害を強いられ、親族も人間性を失った中共邪党の迫害から逃れることが出来なかった。胡さんの父親・胡殿新さん、および母親の崔玉芝さんは、1999年7月20日以降、何度も北炉派出所により不法家宅捜査され、強制連行され、罰金をとられた。胡さんの父親は、心身ともに重圧を受け精神朦朧となり、2001年正月16日に冤罪を着せられたまま死亡した。享年62歳だった。
胡さんの妹・胡艶麗さんも、何度も迫害を受けている。凌源市第2拘置所に、5カ月と15日不法拘留された。胡さんは、刑務所側に4400元を支払ってから解放されたという。当時、胡さんの息子はまだ8歳で、夫は怯えて精神病に罹り、自宅にある鍋など、あらゆるものを破壊する一方で、70歳過ぎの姑は嫁のことを心配し、恐怖に怯える日々を過ごしながらも、それでも、幼い孫の面倒を見なければならないという。
2007年8月9日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/8/160439.html)
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