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バンクーバー:法輪功学習者は中国領事館での徹夜の抗議中に襲撃された(写真)

(明慧日本)2007年8月2日昼頃、カナダのバンクーバーの法輪功学習者は中国領事館前で記者会見を行い、当日朝、領事館前で発生した暴力による襲撃事件を厳しく譴責した。3人組の暴徒は中国領事館前で徹夜で抗議していた法輪功学習者を襲い、1人の学習者は顔のあちこちを負傷し、法輪功の真相プレートと青い防雨小屋が破壊された。法輪功学習者は記者会見で、警察側には詳細に調査し、裏の操縦者を暴露するように、そしてカナダの人々には法輪功学習者と共に迫害を制止するように呼びかけた。

壊された法輪功の真相プレートと青い小屋

記者の取材を受けている法輪功スポークスマン・SUE氏

メディアの質問に答えている、襲われた法輪功学習者・張春雨さん

 8月2日朝5時半、法輪功学習者・張春雨さんは中国領事館前で、3人組のアジア系の男から襲撃され暴力を振るわれた。その中の1人は銃を張さんのこめかみに当て、引き金に指を掛けたままぎこちない地元なまりの英語で叫び、張さんに離れるように命じた。同時に張さんの目とこめかみを拳で強く殴った。後の2人は、まず法輪功の真相プレートを破り、青い防雨小屋を壊した後、他の1人に加担して張さんを殴った。結局、張さんは頭に数多くの傷を負わされ、顔が血だらけになった。病院の検査により、眼の周囲の骨が打ち砕かれ、眼底に出血があった。このほかに、法輪功の真相プレートが破られ、青い防雨小屋が何カ所も踏み潰された。

 襲撃は一台のバスが近づくまで続いた。そして暴徒らはすぐに慌てて逃げた。警察は張さんが通報して2分後に現場に到着したが、暴徒らはすでに跡方もなく消えてしまっていた。

 当日バンクーバー警察のスポークスマン・周偉儀氏は、暴徒らは銃を使用して法輪功学習者を脅迫したことをメディアに証明した。さらに、彼は法輪功学習者からの襲撃通報について、今回が初めてではないとし、バンクーバー警察はすでに立案して調査に取り組んでいると示した。

 バンクーバーの法輪功スポークスマン・SUE氏は、暴徒らの襲撃は、個人に対するものではなく、法輪功に対するものである。自由と民主のあるカナダでも、彼らはあえてこのようなことをやったことから、中国国内の法輪功学習者が受けている迫害がいかに残酷か、想像するのは難くはないだろうと指摘した。

 2007年8月11日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/3/160125.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/8/5/88331.html