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吉林省:法輪功学習者・焦永芝さん一家離散

(明慧日本)吉林省白山市江源県の法輪功学習者・焦永芝さんと娘の張玉蘭さんは先日、江源県の警官によって強制連行され、不法に監禁されたのち、新たな迫害を避けるため、現在、家を離れ、身を落ち着けるところがなくなった。

 焦さんはもともと4人家族で、全員修煉していた。夫の張全福さんと息子の張啓発さんは修煉を堅持したため、2002年3月に強制連行され、長春市朝陽溝労働教養所でひどい拷問に遭い、10日のうちに相次ぎ亡くなった。

 焦さんは2回も北京へ陳情に行ったため、不法に1年間の強制労働を言い渡され、長春市女子労働教養所で重労働を課せられ、大法を誹謗中傷する録音を聞かされたり、ビデオを見せられたりしていた。

 娘の張玉蘭さんも北京へ陳情に行ったため、1年半の強制労働を言い渡され、長春女子労働教養所で重労働を課せられ、いつも深夜まで働いていた。スタンガンによる電撃、体罰などの拷問を受けたことがあり、受刑者の監視下に置かれていた。信仰を放棄しないため、刑期は7カ月延長された。

 張玉蘭さんは釈放された後、勤務先から解雇され、江源県派出所から幾度となく妨害を受けた。2002年11月1日夜8時半、派出所の所長を始め、8人ほどの警官が焦さんの家にやってきて、ドアと窓をこじ開けて、屋内に侵入し、張玉蘭さんをベッドから引き摺り下ろした。その後、張さんは不法に40日間監禁された。

 2007年6月8日、江源県の「610弁公室」の職員は再び、張さんを自宅から強制連行し、看守所に入れた。さらに、張さんが母親とやっとの思いで貯めた1万元を奪った。

 張さんは看守所で4日間の断食を経て、6月11日に釈放された。張さんは帰宅後、毎日、看守所へ出向き、母の釈放を求めていた。焦さんは監禁されてから18日目に、突然意識不明になったため、やっと釈放された。

 釈放された後、焦さんは娘と一緒に、「610弁公室」に奪われたお金を返すよう求めたが、彼らは返済しないだけでなく、張さんを脅迫し、彼女の行動を監視するようになった。張さんがかけた電話、町で話をした人のことまで全部、「610弁公室」に知られている。現在、親子はすでに家を離れ、不安定な生活を送っている。

 2007年8月15日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/8/14/160833.html