迫害を終わらせることについての認識
文/中国大陸大法弟子 凭悟
(明慧日本)最近、大法弟子が直ちに迫害を終わらせるという問題を取り上げました。表面上、それはただ学習者の間にある問題に関する認識に過ぎないと思われがちですが、実はそうではなく、それは法を正す過程に密接な関係があると私は思います。即ち、法を正す中で認められていない、1999年7.20から今日にかけての8年余りのこの邪悪な「試練」も止めなければならない時期になったのです。大法弟子の一人一人は法理上でこの問題をはっきり認識し、力を合わせてこの迫害を直ちに終わらせなければならないという強大な正念を発するべきです。もし私たち全体の認識がまだ高められず、迫害の中で迫害に反対するとか、自分自身の安否に基づいて迫害に反対するとかいうような考え方を持っていれば、それは他ならぬ迫害を認めることになり、邪悪もこれを口実に居場所を獲得し、これは無意識のうちに邪悪を養うことに等しいのです。次に皆さんと共に向上することができるように交流したく、自分の認識を述べさせていただきます。
迫害を終わらせる考え方は間違いではありません。ただし、私たちの出発点を正しく据えなくてはならず、そうでないと、邪悪に隙に乗じられてしまうと思います。つまり、この迫害を終わらせる目的は、別に自分の境遇を変えるためではなく(勿論その按排も認めてはならず)、虚言と高圧で壊滅の境目に引っ張られた衆生を救うためです。
師父は「大法弟子は各地域、各民族の衆生が救われる唯一の希望です」(『衆生からのご挨拶に感謝』)と説かれました。中国大陸を例にすると、そこの衆生はとても危ないのです。邪悪は共産邪霊を制御し、逮捕、強制労働、刑罰の形で大法弟子の人身の自由を剥奪し、衆生を救い済度することを厳重に妨げると同時に、インターネットを封鎖し、虚言を捏造して農業者を愚弄し、それに支配されている新聞社、放送局、テレビ局などのマスコミを利用して、罪を着せるように無実の罪をでっち上げ、真相の分からない農業者を唆して、大法を敵視させます。今はまた衆生の三退を阻むためにすべての手を尽くしています。大陸の情勢から見れば、邪悪の迫害はすでに衆生を救う最大の障害になってきました。
大陸の大法弟子全体はまだ邪悪に迫害されているという状態にあるため、共産邪党の暴威を恐れ、真相を知る勇気もないし、共産邪党への恐怖によって生じた変態心理のため、大法弟子が人を救い済度する行為を疑わしく思ったり、誤解したりする衆生がたくさんいます。大法弟子の8年の弛まぬ努力のおかげで、真相が分かり、共産邪党組織を脱退する衆生がたくさんいるものの、真相をまだ知らない衆生と比べて、まだまだ少ないほうです。衆生を救い済度することができるように、師父は待ちに待っておられます。しかし、中国大陸の邪悪な状況が変わらないと、長引くほど、救い済度することも一層困難になります。ですから、できるだけ早く中国大陸での邪悪な迫害を終わらせさえすれば、もっと多くの衆生を救えるのです。こういう意味では、旧勢力の迫害にノーと言わなければなりません。邪悪な旧勢力の操った中国大陸の迫害を終わらせようという強大な正念を皆で発しようではありませんか。そうしてこそ、衆生は真相が分かるようになり、自分の意志で未来に対する選択ができるのです。
師父は最近の『米国首都での説法』の中で教えてくださいましたが、世間の生命は最も救うに値するもので、彼らはみんな大法に対する揺るぎない信念を持って、大法は必ず自分を救えると信じて、大胆にも人類社会にやってきたのです。考えて見ましょう。もしこんな生命が簡単に旧勢力によって壊滅されたら、師父は法を正すことに対して、どんなに残念に思われることでしょう。それもまた世間で師を手伝い、法を正す「法を正す時期の大法弟子」の私たちにとって、この上ない恥になります。
狭隘と自我から抜け出しましょう。迫害される中で迫害に反対するという怪しい考えから抜け出しましょう。更に多くの衆生をすくい済度することができるように、この邪悪な迫害を直ちに止めさせましょう。
2007年8月16日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/13/160720.html)
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