真相を伝え、三退を勧める八十歳の大法弟子の物語 文/中国大陸大法弟子
(明慧日本)何ヵ月か前に、監禁先から抜け出し、帰ってきて以来、ずっと新しい資料点の設立に忙しく、ほかの学習者との交流もめったにしませんでした。この間、たまたまある学習者のところを訪ね、その学習者のお母さん(学習者)のことを聞いて、感動しました。彼女はもう80歳になりました。学校に通ったことは無いものの、『転法輪』が読めるのです。毎日町に出て、真相を伝えています。「もうそんな年なのに、毎日、町に出るなんて疲れないのか?」と聞かれると、「それは人を救う為なのだ、これより大事なことはない」と返事をしています。
話をしているところに、彼女が帰ってきました。白髪だらけのごく普通のおばあさんでした。また山東訛りで次のことを話してくれました。ある日、真相を伝えに出て、ある雑貨屋を見かけると、中に入り、店主に真相を伝え、三退を勧めようとしました。しかし、その店主はもともと軍人だった経歴があり、軍隊にいたころ、邪党に加入してしまいました。邪党を脱退してほしいと言うと、怒って、聴こうともせず、おばあさんを追い払いました。すると、おばあさんは、また別のところへ真相を伝えに行きました。夕方、帰りにまたその雑貨屋を通りかかった時、「一時理解してくれないからと言っても、救わないわけには行かない、それに貴重な生命だ、救わなければ」と思いました。おばあさんは、正念を発しながらまた中に入り、店主にもう一回勧めました。今度は、店主の態度も緩んできました。最後に、おばあさんは次のことを言いました。「こういうことを言うのは全てあなたのためです。天は共産党を滅ぼすことは間違いありません。脱退しないと、あなたも淘汰される対象になってしまいます。この年の私が、こんな暑さにもかかわらず脱退を進めているのは、あくまでもあなたを救うためです。本当にあなたを救いたいのです。私の気持ちが、まだ分からないのですか」。それを聞いた店主はやっと分かるようになり、「じゃ、脱退のことをお願いします」と言いながら、見送る時も「本当にありがとうございます」とも言いました。
おばあさんは字が書けないものの、記憶力がとてもすばらしいのです。毎日、三退を納得した人のリストを全部記憶していて、帰ってから息子さんに教え、大紀元ネットで発表させます。毎日十何人も三退の勧告に成功できるのです。おばあさんの話を聞いて、80歳のお年よりでさえも恐怖心を放下して、毎日町へ三退の勧告に出ているのに、一部分の若い学習者は、まだ家に閉じこもっているなんて、その境界の差はどんなに大きい事だろうと、思わずにいられません。
2007年8月16日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/12/160670.html)
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