日本明慧
■印刷版   

山東省学習者、王鳳香さんが受けた残酷な迫害

(明慧日本)2004年旧正月前後、山東省蒙陰県桃墟鎮の悪辣な党書記・劉元徳が、率いる法輪功迫害の専門チームは、鎮全体にわたり学習者に対して、大規模な強制連行を実施したために、多くの学習者は残酷な迫害を受けた。

 王鳳香さん(42歳女性)は、山東省蒙陰県桃墟鎮趙家荘に在住している。法輪功を学ぶまでに、大きい病気こそないが、ちょっとした不具合は沢山持っており、毎日不調を訴え、薬を手放せなかった。1996年に法輪功に出会ってから、初めて病気のない軽やかな健康な体を体験した。1999年7月20日以降、桃墟鎮悪党政府は、公民が信仰する権利を剥奪し、法輪功に対して不法弾圧を行った。王さんも被害者の1人になり、家宅捜査、罰金、拷問などの迫害を受けた。

 1999年7月20日、王さんは法輪功を学んだことを理由に、桃墟鎮で最初に設立された610オフィスのリーダ・石運端に不法に200元の罰金を科された。

 2004年旧正月の10日、悪党・胡発明(元桃墟鎮武装部長)、李強(桃墟鎮獣医所職員)、劉本峰、王坤(女性)等4人は、王さんの自宅に押し入り、強盗のように、タンスや箱をひっくり返して物色し、やっとのことで、空っぽになったテープのケースと座禅用のクッションを見つけた。悪人、胡李は「これが犯罪の証拠だ」と叫び、王さんを桃墟鎮獣医所へ連行した。そこにはすでに多くの学習者が拘束されており、王さんは皆と同じように壁に向けさせられ立たされた。きちんと立っていないか、または、動いたりした場合は、李強に殴られた。

 桃墟鎮鎮長の党濤は、王さんに対して、法輪功資料およびスローガンの出所、他の学習者の名前を吐かせるために、不法尋問を行った。王さんはそれに対して拒否した。党濤は「供述がなくても、破産させるくらい徹底的に懲らしめるのだ」と言った。のちに、王さん等学習者は桃墟鎮計生委へ移送され、1月14日の夜、王さんと他の学習者たちは、計生委弁公室のコンクリートの床に座らされた。桃墟鎮悪党職員・李振国(桃墟鎮第2代610オフィスのリーダ)は、王さんに対して不法尋問を行い、王さんは抵抗したため、悪人・莫光利(元桃墟鎮副鎮長)、張玉軍(桃墟鎮農機所職員)、王伝剛、李燕等が、王さんを殴ったり蹴ったりして暴力を振るった。

 桃墟鎮610オフィスで、監禁された学習者たちは、完全に人身の自由を失い、大小便も制限され、24時間監視され、移動したり、話したり、煉功することはすべて禁止された。法輪功を背離し妥協しない学習者に対して、衣服を脱がせ、パンツ1丁だけにさせてから、構内の電柱に固定し寒い中に放置した。さらに紐に球状の塊をつけてから、力いっぱい学習者を叩きつける。失神したら、冷たい水で覚まさせる。それでも、妥協しない学習者に対して、610オフィスまたは拘置所に期限を超過して監禁し迫害を加えた。

 旧正月25日夜の夕食後、王さんは学習者・公丕瑜さんと言葉を交わしただけで、悪人・秦成志(桃墟鎮財政所職員)に見つかり、公さんは、ひどい暴力を振るわれたのち、王さんの腕を捕まえ、靴を履いたまま強く蹴った。さらに、王さんは耳鳴りが止まず、涙が止まらないほどビンタを食らわされた。悪人・秦は公さんと王さんに対して、気が狂ったかのように、長時間にわたって力尽きるまでにひどく殴った。翌日、公さんの顔は腫れ上がり、両頬には血痕が残り、目は赤くなっており、腰と足には激痛が走るため、人の手を借りて、やっとのことで立つことができるのだという。一方、王さんの顔も、腫れ上がるほどひどく殴られ、耳鳴りが何日も続いたという。足は蹴られ、青痣だらけになった。

 王さんは桃墟鎮610オフィスで、22日間にわたり拷問を受けた上、2100元を強請られてからようやく解放された。

 2007年8月18日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/16/160948.html