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睡魔を一掃した経験

(明慧日本)私は最近、法を学ぶ時も煉功する時も、睡魔の妨害に遭って大変困っていました。毎日発正念も堅持しましたが、眠気が抜けず、仕方がなく自分にいくつかの言い訳を付けて、睡眠時間を増やしました。聞くところによると少なくない同修が、睡魔の妨害に悩まされたことがあったそうです。

 私はある日、「刑務所や労働教養所に監禁されている大法弟子は、肉体的にも精神的にも邪悪の残酷な迫害を受けている。邪悪の目的は大法弟子の固い信念をなくすことだ。眠気も旧勢力の、大法弟子に対する隠れた魔の妨害で、大法弟子の執着心を利用して、学法や煉功を直接妨害する隠れた迫害の一種なのだ」と突然悟りました。睡魔に向かって正念を発し、邪悪や黒い手に対して正念を発して、弛まない強大な正念で睡魔を取り除けば、必ず妨害から抜け出すことが出来ると思います。

 次は私が睡魔を排除した日の日記の一部です

 7月20日:昼ごろ、私は発正念を1時間半堅持しました。発正念時には特別眠くなって、「睡魔の妨害を一掃しよう」と思うや否や直ぐに寝てしまいました。数秒後目が覚めた私は、頑張って引き続き正念を発しました。しかし、又寝てしまいました。このような状態で、1時間半ずっと正念を発しました。それから私は息苦しくなったので、消耗がとても大きかったと思いました。1時間半過ぎた頃には、胸が痛くなりました。私は胸の奥に隠れている「安逸を求める心」の根元がなくなってきていると思いました。

 7月24日:昼ごろ、私はまた2時間以上の発正念を続けました。前日とは大いに情況が変わりました。

 7月25日:2回に分けて発正念を3時間続けました。3時間になるときに、頭が張り始めて、頭の中から何かが外に抜け出るような気がし、首の後の筋肉が硬くなり始めました。それから頭皮や顔の筋肉が硬くなり、頭が揺れ動き始めました。それから胸部が上へと抜き出る感じがし、吐き気がしましたが、吐き出せない状態でした。その後は、ゆっくりと静まり、頭がはっきりしだし、眠気がなくなりました。これは私の体の邪魔者は取り除かれ、執着が除去されたのだと思いました。

 睡魔がやってくる時は、いつも一寸横たわって数分間でも寝てから続けようとの考えが浮かんできますが、そのようにはせず強い主意識でそれらの考えをなくし、絶対横たわって眠ることをしませんでした。

 7月26日:昼間引き続き発正念を2時間続けてしました。しかし、夜になって安逸心が強くなって、9時に寝てしまって、3時に起きました。起きた時は腰が痛くなりました。私は、これは師父が私に安逸と執着であることを悟らせていると思いました。 

 師父は私達のためにすべてを引き受けておられます。しかし、私はこれらの小さい関門さえも乗り超えられないことを恥ずかしく思いました。少し眠ると法を多く学ぶことや煉功が出来、3つのことをする時間が多くなります。その為、悪魔は邪魔するのです。 

 7月27日:状態は多く改善されました。元の私は、毎日昼ごろには眠気に邪魔されて、居眠りをして過ごしました。今日は頭がはっきりしたので、動功を1時間することが出来ましたし、学法もしました。学法後、引き続き発正念をして、睡魔を一掃しました。今日の発正念時は眠くなかったのです。

 毎日、私は正念を発して睡魔を一掃する時は、いつも山の坂にある木の下でします。私は眠気を防ぐために目を開けたまま正念を発しました。その柳の木の枝には、無数の目と口の形をした傷があります。私は毎日それを眺めながら正念を発しました。今日もいつもの様にそれを眺めながら正念を発しました。発正念が終わる頃、私はあの木の傷あとが微笑みながら私を見ているのに気付きました。私は自分の感覚が信じられなくて更に集中してみました。確かに彼らは微笑んでいました。その日の夜は元気が出て集中して学法することが出来ました。夜は4時間しか寝ませんでした。

 7月28日:朝2時半に起きて、静功を1時間してから、学法をしました。

 以前の私は眠くなると外に出て歩くか、体を動かしていました。しかし、これらの方法は根本的な解決法ではないことに気付きました。眠気は安逸を求める執着から来るものなので、確固たる正念を持ってそれらを排除しなければなりません。

 上に述べたことは私が睡魔を排除した経験です。これらを書き出すことで同修者と切磋琢磨してもっと精進したいと思います。良くないところは同修者の慈悲あるご指摘をお願いします。

 2007年8月18日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/8/15/160886.html