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台湾団結連盟:中共による人権侵害に関心を寄せるように呼びかける

(明慧日本)台湾団結連盟は2007年8月10日に記者会見を開き、台湾社会に対して、中共政権によるさまざまなオリンピック宣伝に決して惑わされることなく、中共が今も人権を蹂躙し続けていることを忘れてはならない、と呼びかけた。

左から、台湾法輪大法学会理事長・張清渓氏、立法委員・曽セン灯氏、黄適卓氏

 記者会見に出席した台湾法輪大法学会理事長・張清渓氏は、不完全な統計ではあるが、2000年から中共による迫害のために死亡した法輪功学習者は少なくとも3000人を越えている。また、数万に上る死刑囚から臓器が摘出されたと言われているが、ドナー不明の臓器もたくさんあり、少なくとも2000人の角膜は法輪功学習者から摘出されたと立証する証人もいる。そのため、台湾の人々は安易に中国大陸で非合法な臓器移植を行うべきではないと訴えた。

 台湾団結連盟立法委員・曽セン灯氏および黄適卓氏は、「中共はオリンピックを申請するときに承諾した人権を改善するという約束を実践すべきであり、中共は6年経った今でも法輪功に対する迫害を続けている。しかも北京で人権活動家を拘束し、専制政治を強めている。そのため、台湾が北京オリンピックに関する報道を流すとき、必ず中共が続けて人権を侵害し続けていることをも併せて報道する必要があり、台湾の人々に中共の迫害の現状を知ったもらう必要がある」と述べた。

 2007年8月18日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/8/11/160619.html