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法輪功学習者・岳玉岐さんは迫害されて危篤状態、現地の裁判所は違法裁判

(明慧日本)河北省万全県の公安警察は、法輪功学習者・岳玉岐さんを自宅から強制逮捕した。逮捕するのに法的証拠もないまま、6月4日、違法な裁判を開いた。その際に、出廷した岳玉岐さんの体重はわずか30-35キロしかなく、自力で歩行するのも困難で、息子が彼をおぶって行った。

 岳玉岐さんは今年66歳、法輪功を習い、より善い人になろうと励んでいた。人々に法輪大法の素晴らしさを伝えたため、万全県の政府関係者に違法逮捕され、迫害を受けた。今年6月4日、違法な裁判が開かれた後、6月22日になって、岳玉岐さんは危篤状態に陥った。裁判所の共産党幹部は、息子を張家口第一病院(当時、岳玉岐さんはこの病院で点滴を受けていた)に呼び出し、詳しく説明もせずに、彼にサインをさせ、保証人を立てて自宅待機し、審問を待つようと通告した。

 8月の初めに、裁判所の職員は岳玉岐さんの家族に、裁判所へ出向き判決書をもらい、3日以内に岳玉岐さんを裁判所に出頭させるよう命じ、遵守しないと、息子を人質として逮捕すると脅した。当時、岳玉岐さんは親戚の家で病気療養していたが、家族に迷惑をかけるのを避けるため、痩せた体を引きずって自宅に戻った。

 8月13日午前、万全県裁判所の職員5人は岳玉岐さんの自宅に現れ、危篤状態の彼に判決書を渡した。また、家族に対し、判決結果をすでに張家口市中級法院に提出、10日以内に上訴できると言い残して立ち去った。

 2007年8月19日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/8/18/161057.html