内に向けて探すこととお互いの圓容
(明慧日本)大法弟子は1つの全体で、お互いの協調がよければ、法を正す威力も大きいのです。同修にもし不足なところがあれば、それに圓容し、補充すれば、さらに効果よく衆生を救い済度することができます。
この前、大法弟子を迫害した国内のある警察に、真相を伝えるための電話をしました。電話が通じるや否や、その警察官の罵声が伝わってきました。彼の話から、他の大法弟子から電話をもらったことがあり、効果があまり良くなかった、ということがわかりました。
その警察官は、私のことを先に電話をかけた大法弟子と勘違いして、とても汚い言葉で罵りました。電話を切られてから、最初は諦めようと思いましたが、落ち着いて考えてみると、その警察官がそんなにかんかん怒ったのは、私たちの真相がまだ十分に伝わってなく、彼を救い済度するという目的を達成できていなかったからです、もしこれで諦めてしまえば、私たちの本願に背くことになり、ひいては、逆効果になる可能性もありうるのです。私たちが電話をかける目的は何でしょうか。別にかけたからと言って、それでいいというのではなくて、本当に衆生を救い済度するためにかけるのです。内に向けて探すと、どうでもいいという無責任な心、衆生のことを重く見ていない、衆生を救い済度することを怠っているという心を見つけました。
そこで、私はその警察官の裏にあるすべての邪悪な要素を一掃するという正念を発してから、またかけ直しました。また罵声を浴びせられましたが、その裏にある邪悪な要素が弱くなってきたと感じました。私はその警察官の未来のためにという純正な正念だけを抱いていました。
3回目のとき、電話が通じると、彼は罵るのを止めて、「自分のことをとても辛抱強いと思っているのですか?」と聞いたのです。「あなたはどう思いますか」と聞き返すと、「そういう感じがします。本当に、あなたはとても誠意があると思いますから、本音を打ち明けたいです」 と、このように、6回目の電話のとき、静かに私の話を1分くらい聴きました。私の純粋な心が、彼の裏にある邪悪な要素を解体したと感じました。大法の威力はそれによって現れ、彼の良知も蘇ってきました。結局、彼は落ち着いた口調で私との会話を終えました。
内に向けて探すことによって、私は、その前に電話をかけた同修と全体を形成することができ、この電話も本当の作用を果たしました。それを通して、自分は大法弟子としての使命が、もっとはっきりと分かるようになったと同時に、心性も高められました。これは本当に一石二鳥と言えるでしょう。
2007年8月22日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/20/161187.html)
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