韓雪蓮さんが、河北省公安局に堕胎させられた経過
(明慧日本)河北省保定市定興県610オフィスおよび公安局国保大隊警察は、22歳の法輪功学習者・韓雪蓮さんを迫害し、結婚して1年ちょっとしか経っていない初めて妊娠した韓さんに対して、ひどく暴力を強いて流産させようとしたが、目的に達さなかったため、警察は食べ物の中に堕胎の薬を投入し、韓さんを流産させた。翌日、韓さんは強制労働教養所へ連行され迫害され続けた。
その1週間前に、韓さんは定興県610オフィスに石家荘強制労働教養所へ強制連行され、健診のときに韓さんが妊娠していることが分かった。教養所は韓さんの受け入れを拒否し、韓さんを解放するように求めた。しかし、定興県610オフィスは韓さんを解放せずに、拘置所に拘束し、家族の迎えがなければ解放しないと韓さんを騙した。
情報筋によると、堕胎の薬の投入は定興県公安局国保大隊指導員が指図したという。その前日、韓さんは同じ指導員にひどく殴られ、体はあちこち青あざだらけになった。韓さんは、堕胎の薬入りの食事を摂った後に、ひどい腹痛を起こし、流産した。拘置所の警察たちも「本当にひどい、全身が血だらけになっていた。お母さんが見たら、きっと狂ってしまうのだ」と議論してやまないほど、見るに耐えない状況だった。当時、拘置所のある優しい女性警察官が、韓さんのためにタマゴを差し入れた。
韓さんは2005年に結婚して、初めて妊娠した。2007年7月22日、定興県610オフィスおよび公安局国保大隊は、柳卓郷西江村の法輪功学習者・韓雪蓮さん一家4人を拘束し、不法に家宅捜査をし、パソコン、タイプライター、衛星アンテナ、法輪功関連書籍などを押収した。のちに、韓さんおよび義理の母・任金鳳さん、夫の鹿鉄強さん、小姑・鹿文杰さんの全員を拘束し、拘置所に不法監禁した。
韓さんは警察に堕胎させられた翌日、石家荘強制労働教養所に連行され、家族との面会も許されなかった。韓さんの母親は娘が残酷に堕胎されたことを知り、悲しみと精神的重圧を受けて、何日もベッドから起き上がることが出来なかったという。
2007年5月28日から今日まで、定興県610オフィスおよび公安局国保大隊は、20数人の学習者を拘束し、不法家宅捜査をし、罰金を強制し、不法監禁、拷問を加えている。
現在、韓さんと夫の鹿鉄強さん、小姑の鹿文杰さんも石家荘強制労働教養所に監禁されている。韓さんの夫と小姑は法輪功学習者ではない。国際団体へ、韓さんおよび家族のことに関心をよせるよう呼びかける。
2007年8月22日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/20/161186.html)
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