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米国下院議員は連名で卜東偉さんを釈放するよう要求

(明慧日本)アメリカの下院議員スウアンジェ氏は、7人の下院議員と共に、アメリカの「アジア基金会」北京駐在職員である法輪功学習者・卜東偉さんが不法に逮捕され、判決を受けた件に対して、北京市長、北京労働教養局の局長および北京団河労働教養所の所長に書簡を送り、早めに卜東偉さんを釈放するように求めた。

8人の米国下院議員は、北京市長に卜東偉さんを釈放するよう求めた

 39歳の卜東偉さんは、アメリカのシカゴに本部があるアジア基金会の北京オフィス職員で、2006年5月19日に不法に逮捕された。3カ月後、北京市公安局は卜東偉さんの家から法輪功の資料を見つけたと報告し、卜東偉さんに懲役2年6カ月の判決を下した。

 インディアナ州のダン・ボトン氏、南カルフォニア州のガイルイ・ミレイ氏、北カルフォニア州のシュウ・ノフゲニン氏など8人の下院議員は先週、北京市長、北京労働局局長および卜東偉さんを不法に監禁した北京団河労働教養所の所長に連名で書簡を送った。彼らは、「卜東偉さんに不法な判決を下したのは、宗教信仰に対する迫害であり、国際人権規約と中国の法律に違反した行為でもある。また、行政法令を濫用して懲役という判決を実施した著しい事例でもある。できるだけ早く卜東偉さんを釈放することを求める」と記した。連名で署名した下院議員は、5人がカルフォニア州出身で、4人が女性である。

 南カルフォニア州モナ市の議会は最近、北京当局が人権を尊重し、早めに卜東偉さんを釈放し、中国共産党の法輪功に対する不法な迫害を停止するように求める決議案を通過させた。

 卜東偉さんは、2000年から2001年まで、不法に北京団河労働教養所に送られ、懲役1年の刑を受けたことがある。アムネスティ・インターナショナルは、卜東偉さんを良心の囚人として国際社会に救出を求めた。今年2月、ヨーロッパ議会の議員らも、書簡を通して卜東偉さんを声援した。

 2007年8月24日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/23/161342.html