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湖北省公安局:法輪功学習者の自宅に押し掛け、その家族を殴打した(写真)

(明慧日本)湖北省麻城市の「610弁公室」、公安局、派出所の警官ら100人は、2007年6月22日の夜11時から朝4時にかけて、市内で20数人の法輪功学習者を連行した。学習者・白自健さんの妻は警官のスタンガンで3度も意識不明になった。




殴打された学習者の妻に残った傷跡

 6月22日夜12時、白さんの家族が寝床に着いたばかりのとき、警官は鉄棒とスタンガンを手にして、門を叩きながら、扉をこじ開けようとした。白さんの家族は、建造物の侵入は違法なことだと言っても、彼らは聞こうとしなかった。やがて、警官らは室内に侵入し、白さんを連行した。

 白さんの妻・張水英さんは、なぜ彼を連行するのかと警官に問い質すと、警官はスタンガンで彼女の頭を目当てに強く打った。その後、彼女の手を背中で縛り、スタンガンでひどく殴打した。彼女は大声で助けを求め、隣人らは起こされ、出てきて、警官らを厳しく非難した。

 警官はロープで張さんを縛ろうとしたが、3度も失敗に終わった。激怒した警官は、スタンガンで張さんを意識不明になるまで殴り、彼女を大通りに連れて行った。意識が回復した張さんは「主人を帰して」と叫んだだめ、再度、殴打され意識不明になった。そのときは、まだ夜中の1時だった。

 張さんは意識が回復したあと、引き続き大声で助けを求めた。隣人らは警官を囲んで、彼らの暴行を非難した。張さんは連行されないように強く抵抗したため、めった打ちにされ、再び意識不明になった。このときになって、警官らはやっと引き上げた。

 隣人らは張さんを起こし、家まで送った。張さんは体中傷だらけで、頭もひどく腫れてしまい、体に大きなうっ血ができてしまった。

 連行された20数人の学習者のうち、16人は洗脳班に送られて迫害された。現在それぞれ、麻城市第一看守所と第二看守所で監禁されている。麻城市の「610弁公室」は連行された学習者の家族に金銭を強要している。

 2007年8月24日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/23/161354.html