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誰がオリンピックの問題を政治化したのか

(明慧日本)北京オリンピックが近づくにつれ、中国の人権問題に対して改善を求める声が各方面からますます上がっている。国境なき記者団、アムネスティインターナショナルなどの国際人権組織はレポートを発表し、北京に人権の改善を実現するよう要求した。

 これに対して、北京オリンピック組織委員会副主席の蒋効愚は「オリンピックの問題を政治化することを反対する」と発言した。一方で「オリンピック及び予選試合への出場を申請する人の背景を厳格に審査する通知」を秘密書類として中国の公安部から下した。通知の中で、国内外の43種類の人、いわゆる敵対分子、法輪功関係者、宗教と関係がある人、民族分裂分子、有害なメディア、非政府組織(NGO)などの人はオリンピックに参加できないと規定した。

 「北京オリンピックの機会を借りて、中国の人権改善を推進する」という国内外の正義の人々からの呼びかけは、政治により人種差別、人権への蹂躙に反対するということで、オリンピック精神に符合している。中共は「オリンピックの問題を政治化することを反対する」を宣伝しながら、もう一方では背後で2008年のオリンピックを何より大事な政治任務として上から下へ通達を下し、「安全のため」を口実にして、オリンピックに参加する各国の人士及び選手に対して厳格な政治審査を行ない、43種類の人をオリンピックから排除した。同時に、国内の民衆に対して各種の弾圧を始め、信仰の自由、言論の自由、人身の自由を制限し、自由な行動、集会を厳禁した。

 これを背景に全国的に「法輪功学習者に対して攻撃を加える」秘密命令を下して、「オリンピックの前に法輪功を徹底的に消滅」しようとしている。公安部の指示の下、各地の「610オフィス」などの公安機関は法輪功学習者を不法に連行し始め、ある地域は家ごとに家宅捜索をして、法輪功の本、真相資料が見つかれば直ちに連行して、拷問で自白を強いて判決を下し、或いは労働教養所に入れている。

 湖北省だけで、6月22日の夜から23日の朝にかけて、すでに40人ぐらいの法輪功学習者が連行された。

 以下は連行された法輪功学習者と家族の名簿:

 湖北省武漢市市内:程静さん、馮玉さん、盛紅艶さん、胡勇軍さん、郭義松さん、厖麗娟さん、楊国民さんと妻の左茹さん(修煉していない)、楊玉娥さんと夫の程徳漢さん (修煉していない)。

 湖北省武漢市新洲区:劉翆蓮さん、朱幼山さん、童春風さん、李巧仁さん、張神佑さんと妻の潘紅麗さん。

 湖北省麻城:石学風さん、方宏斌さん、劉鑫さん、李暈妮さん、柏子健さん、梁夏さん、丁さん、田大妮さん、余さん、董淑珍さん、戴先生(医者)、胡仲明さん(労働組合主席)、謝成英さん、易興祥さん、石学敏さん、魯さん、石学星さんと妻の李継妮さん、宋さん。

 湖北省紅安県:李三女さん、劉紅蘇さん、武素華さん、秦紅娟さん、任さん、李さん、李長栄さん。

 連行の過程は10人から20人ぐらいの警察が法輪功学習者の家を囲んで、氏名、身分も言わずに、塀から飛び込んだり、塀を壊して入ったり、ドアをこじ開けて入ったり、電気を外から切って、法輪功学習者を騙してドアを開けさせたり、いろんな手口を使った。法輪功学習者の家族と子供を任意に殴打したため、気絶する人もいた。法輪功学習者の家を野蛮に捜査し、携帯電話、オートバイ、コンピューター、プリンター、MP3、衛星受信アンテナ、預金通帳などの私物を奪い取った。

 以上のことからも、オリンピックの問題を政治化したのは中共自身であることを十分に証明している。彼らはオリンピックを正義と良知を弾圧する口実にする最高の時期、政権を固める機会と見なしている。中国の五千年の歴史を有する古い土地は、今、殺気、邪気、恐怖と血の臭いが溢れていて、人々の心は不安定になり、治安が大変乱れている。

 任意に人権を蹂躙し、オリンピック精神を汚し、人類の道徳良知に挑戦する行為自体が中共の邪悪、虚弱と末期の恐慌を現わしているが、中共の暴行が中国の国民を脅すことができないことが、かえって民衆を速く目覚めさせている。

 8月9日の夜、ギリシャの首都・アテネ市の中心の憲法広場で、欧米、アジア、オセアニア4つの大陸から各界の代表と支持者が集まり、2008年オリンピックまであと1年間、オリンピックの本場で、全世界を1年かけて回る人権聖火のリレーの旅が始まった。「迫害を停止して、人権を返し、手錠でオリンピックの五輪を取り替えることがどうして許せるだろう、人権聖火、世界で点火、神聖なオリンピックを血に染めることがどうして許せるだろう」のテーマソングの中で、自由、平和と正義を象徴する3人の古いギリシャの女神の白い衣装の女性が聖火を持ち、舞台に上がって、欧州、オセアニア、アメリカ、アジアの代表のたいまつに点火した。人々は歌声の中で平等と尊敬と調和のオリンピック精神をもう一回復習した。

 オリンピックを北京で行なう唯一の方法は、即刻に不法に連行され不法に監禁されている法輪功学習者への迫害を停止して、無罪釈放し、法輪功迫害真相調査団を中国に全面的に受け入れることである。

 2007年8月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/16/160950.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/8/21/88789.html