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異なる考えは異なる結果をもたらし、福と災いは自ら招く


 文/唐山大法弟子

(明慧日本)2001年、河北省唐山市のある留置場の女性監視室の中で20人が拘禁されていた。そのうち9人は不法に拘禁されている法輪功学習者で、残りは受刑者であった。法輪功学習者は毎日、受刑者たちと一緒に法を暗記し、道理を教え、善を勧めた。積極的に仕事を行い、衣服、お湯、食品などを受刑者たちに譲っていた。多くの人は法輪功学習者の高尚な品行を見て、引き続き一緒に法を暗記した。受刑者たちは、法輪功を修煉することで良い人となった。ある人は良くない癖をすっかり直して、ある人は将来法輪功を学ぶと誓いを立てた。

 旅館を経営している余さんは、静かに法を聞いていた。聞けば聞くほど、聞きたくなった。やっと本当の物を探し当てた感じがしていた。余さんと法輪功学習者は常に一緒に過ごし、毎日座禅を組んで、一緒に法を暗記していた。余さんは14年間、憑き物に取りつかれていたため一度も、一晩ぐっすり眠ったことがなかった。しかし、法輪功学習者と一緒に過ごして一日目によく眠れ、憑き物がなくなり、元々顔色が非常に悪かったが、赤くてつやつやになった。全身に力がみなぎり、更に若くなった。余さんは誓いを立てた。「私は大きな罪を犯して、神様の懲罰に耐えることを望み、自分で罪を償うため、法輪大法を学び、外に出ればいつでも、必ず良く大法を修煉し、どんなに大きな困難に遭っても必ず修煉します」。文字が全く読めなかった余さんはわずか1ヶ月間で、『洪吟』をすらすらと暗唱し、『転法輪』の一部と経文の一部を学んだ。余さん夫婦は拘禁されてから、わずか1ヶ月で釈放された。

 料理店を経営している受刑者の関さんは、性的犯罪のため被告になって法廷に行った。法輪功学習者は関さんに、善悪には報いがあるという道理を話したが、関さんは聞かず、毎日利益のことばかり考え、コネを通して無罪にしようと考え、心の中ではつらいと思っていた。釈放されたら、どうやって告発者に報復するか、また監視室に愚かな考えを出して、死んだ豚肉でソーセージを作り、その結果6年の実刑判決を下され、また街に引き回されて見せしめにされた。

 異なる考えは異なる結果をもたらす。善悪には報いがあるということを証明した。そして、神様には眼があり、天道は公平であることを示している。

 筆者は、関さんが6年間、どれほどひどい監獄の苦しみを受けているのか、今どのような生活を送っているかは分からないが、ある程度後悔しているだろう。私は、余さんがすでに法輪大法の修煉を歩み始めているのを見た。そして、家族全員に邪悪な共産党組織から脱退するように勧め、また小さな旅館を開いて、顧客に誠実かつ善良に対応し、法輪大法の修煉者の高尚な行為を示し、商売はとても繁盛している。

 2007年9月2日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/31/161871.html