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遼寧省営口市:元国安局職員・馬天庸さん、悪党の迫害により死亡

(日本明慧)元遼寧省営口市の法輪功学習者・馬天庸さんは8年間にわたって法輪功への修煉を堅持したため、何回も悪党の狂気じみた迫害を受け、会社から解雇、給料の支給停止、連行、労働教養などにより、心身ともに障害が大きく、2007年3月29日、自宅で冤罪が晴れないまま亡くなった。

 馬天庸さんは元営口市国家安全局紀律検査書記、政治処主任、1級警察監督で、中共悪党が狂気じみた法輪功への弾圧を開始して以来、当局の局長、書記・謝洪軍をはじめとした不法集団により、全家族が残虐な迫害を受けた。

 2002年1月、馬天庸さんは妻の魯桂芳さん、息子の馬旭輝さんの家族全員で大連に行った際、営口市国安局のスパイが尾行し、大連市国安局に連絡して家族3人を大連で連行した。馬天庸さんは3年間の労働教養の不法判決が言い渡されて大連姚家刑務所に監禁され、妻の魯桂芳さんは2年間の教養として悪名高い瀋陽馬三家労働教養所に監禁、息子の馬旭輝さんは1年間の労働教養として大連教養所に監禁された。

 同年4月、家族3人は監禁されたそれぞれの収容所で、さまざまな情況に遭って自宅に戻ってきた。妻・魯桂芳さんは馬三家で迫害を受けて息も絶え絶えの状態になった。しかし悪人は魯さん対する迫害を止めようとしなかった。悪人・謝洪軍は政治的資金を手に入れる為、すでに定年になって数年経って、労働能力を失った馬天庸さんの公職を罷免し、年金などを中止して生存権利を剥奪するともに、長時間監視し、尾行した。息子の馬旭輝さんは労働教養から釈放後、元の職場の営口市地方税局を解雇され、公務員の資格を剝脱されるともに4年間の給料も停止された。そこで馬天庸さん一家の収入源は完全に断たれてしまった。

 馬天庸さんの妻・魯桂芳さんは1984年から営口市の煙草会社の総経理を担当しており、大法を修煉する以前は、過重勤務により体が極度に衰弱し、十何種類もの病気、心臓病、貧血、甲状腺癌、リューマチ・・・、頚椎と腰椎骨増殖症による神経圧迫、脱肛、内外痔核なども患っていた。長年にわたって大量の薬を飲んでおり、何回も入院した経歴もあり、入院毎の治療費は1万元に近かった。数回、勤務中に病状が悪化して昏迷状態で病院に運ばれ緊急措置をとったことがある。1995年9月、魯桂芳さんは法輪大法を修煉し始め、「真、善、忍」に従って自分の心性を高めてきた結果、各種の病気が段々消え、ここ6年間は薬1粒も飲んでいなかった。身体が健康で家庭も仲良く幸福で、人々が羨ましく思うほどの家庭であった。大法が新しい生命、新しい生活を与えたのである。

 然し1999年7月20日、大法から新しい生命を得た魯桂芳さんが自分の良心を堅持し、大法の為に正義を主張したため、何回も迫害を受けた。2002年4月、魯桂芳さんは馬三家労働教養所での迫害により重体となり、緊急措置をとったが効果がなく、教養所側は責任を回避する為に家族に連絡してその夜すぐ家族に迎えに来るようにいった。その時の魯桂芳さんはすでに生活が自立できなくなっていた。それにもかかわらず悪人たちは常に家に来て脅かし、洗脳班に行って転向し法輪功を修煉しないように迫った。魯桂芳さんは「修煉する、最後まで修煉し続ける! 洗脳班に行って欲しいなら、お前たちが担架で持ち上げて行け」。このように精神的肉体的に、長期間踏みにじられた結果、魯桂芳さんは2002年11月26日、冤罪が晴れないままで死亡した。当時63歳だった。

 2007年9月2日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/31/161853.html