法を明確に認識することが肝要
(日本明慧)師父の法を正す過程に対して、いかなる生命も参与することは許されません。参与することは、法を正す過程を妨害することで、宇宙の衆生に難がもたらされます。しかし、私達は大法弟子の「迷い(法理が明確でない、執着心が捨てられない)」のため、旧勢力に乗じられ、本来発生するはずではない事が私達の身辺に発生しています。すでに発生したものは、すぐに制止すべきで、氾濫させ、難になることを許してはなりません。
「迫害をすぐに終わらせる」ことについて、私自身の認識はかつてとても低いものでした。ただ私たち自身の心を修め、元の位置につけば、邪悪な迫害は自然に停止すると思っていました。この考えは、悪の迫害に対して消極的に耐えること、別の形で邪悪を認めることを意味し、個人の視点に立った哀れな理解に過ぎないことに気付きました。もちろん「来たるべき時期より早く」迫害を終わらせることに関して、同修によって理解や考え方が異なります。法を正し、、衆生に責任を負うという視点には、条件も前提条件もありません。本来発生すべきでないことは、すぐに制止されるべきで、これは絶対的なことです。
邪悪がしたことは一切、正当化されるものではありません。邪悪は修煉者の隙に乗じて、修煉者を妨げる機会を待っているのです。どんな隙でしょうか? どのような機会をうかがっているのでしょうか? それは、私たち修煉者が法に対して明確でないこと、執着心を捨てないことです。「条件」を満たす修煉者は、方角を見失った人間が邪道に導かれてしまうように、迫害されます。しかし、いかなる時でも、観念を一転させ、法に対する認識を深めれば、目の前のもやはすぐに消散し、問題は即座に解決します。
『明慧週刊』第255号に、北米の大法弟子の文章が掲載されています。そこには、中国共産党が法輪功修煉者の臓器を生きたまま摘出することに対して、海外の修煉者がホワイトハウスに請願しに行くことが書かれています。拡声器を使って請願する中で、この同修は人心に左右されず、痛ましい迫害に理性的に対応する体験をしました。「別の空間では、多く神は憤怒して、手中の神剣を絶え間なく振り回しているのが見えました。その剣が触れると邪悪は消滅されます。同修たちの法の認識が速く上昇すればするほど、神々はがより速く邪悪を消滅するのです。この迫害が人々の良識を覚まさないなら、衆生には未来がないということを皆が認識した瞬間、衆神の率いる千軍万馬が現れました。こちらの世界では、空が急に晴れ、黒い雲は消えてなくなり、紺碧の空となったのです。」しかし、「もし大法弟子が法を正すことへの認識が向上しなければ、正神たちの行動は限られてしまい、自ら制止することのできない迫害の苦しみを見て、神々は涙を流しているのです」。
実は、宇宙でのこれらすべては師父が按排し、行っているのです。法を実証する他のことにもあてはまりますが、もし私たちの法の理解が明確でないならば、競争心など人心の執着によって対応してしまいます。こうなると、師父は私たちに手を貸せなくなります。恐怖という執着があり、家から出て真相を伝えない修煉者は、家にいて誰にも見られなければ安全だと思っています。実は、他の空間にいる邪悪は、常にあなたを監視しています。、正念を持って正しく行い、師父の言われた三つの事をしっかり行っている修煉者は、最も安全です。「恐怖」は、法に対する明確な理解に欠け、自制できないために起こります。このような修煉者は誰も救い出すことができません。
師父は「2007年米国首都での説法」の中で次のようにおっしゃっています。「多くの預言に言及されたことは今までの歴史の中で全部起きましたが、私が法を正し始めてから、この段階の歴史だけに変化が生じました。その中にこの方面の原因もあります。これらのことはすべて変化しました。」更に多くの生命を救うため、師父は法を正す過程ですべてを掌握し、必要なことを変化させました。私達の修煉を終える時間も延長しました。旧勢力が決めた淘汰する人の数も、同じく変える必要があります。どのように変えられるのでしょうか? 本来発生すべきでないこの迫害を直ちに終わらせ、修煉者が平穏に修煉でき、衆生が大規模に済度される段階に入ることです。邪悪の抑圧なく、衆生が自分の未来を選べる機会を与えることが必要です。衆生に公平な機会を与えることは、衆生に対する最大の慈悲です。
「修は己にありて、功は師にあり」(『転法輪』)。「なぜ直ぐに迫害を終わらせなければならないのか」を、私たち全てが一体となって明確に理解した時、迫害を直ちに終わらせることができます。更に多くの衆生を済度するためには、法に照らしての明確な理解が必要です。
以上は私の次元の私個人の認識です。不適切なところがありましたら、ご指摘してくださるようお願いします。
2007年9月2日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/8/14/160781.html)
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