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ハーパー首相、APECで法輪功問題の提起を要請される

(明慧日本)バンクーバーの地元紙「The Province」8月30日の報道によると、カナダのハーパー首相は来週、オーストラリア・シドニーで行われるアジア太平洋経済協力会議で、中国の温家宝首相との会談を予定しているという。一部のカナダ国会議員、人権運動活動家らは昨日、国会前で集会を開き、ハーパー首相に中共政府に法輪功問題を提起するよう呼びかけた。法輪功学習者も同日、バンクーバーの中国領事館外で平和的な抗議活動を行った。

 報道によると、全世界で法輪功を修煉している人は一億人に達しているが、中国だけが法輪功を禁止している。法輪功学習者は刑務所で虐待され、多くの人が死亡しているとの資料もあった。さらに、学習者の臓器は商品として売買されているという証言もあったという。数多くの人権団体と各国政府は中共政権を非難している。

 新民主党の国会議員・ウィオン氏はアムネスティ・インターナショナルと共同記者会見を開き、カナダ人の親族が中国で、信仰のために拷問、灌食、洗脳などの迫害を受けていると述べ、場合によって、刑務所は学習者を長期に監禁し、財産を奪ったり、ひどい場合は記憶を喪失させたりすることもある、と迫害の厳しさを語った。

 ハーパー首相のスポークスマンは、首相はAPECで以上の問題を提起することに対して恐れていない、どこに行っても、首相は人権、民主主義、法治、自由と経済の問題を提起する、と述べた。

 2007年9月3日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/9/2/162007.html