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コリアタイムズ:法輪功を修煉する家族を救出するために(写真)

(明慧日本)コリアタイムズの副編集長・Deb Quezon氏は8月28日、法輪功を修煉する息子を救出するために努力している中国系韓国人・全清子さんのことを報道した。全さんの息子・金学哲さんは法輪功を修煉しているため、中国の刑務所で電撃され、両手を骨折するなどの拷問を受けているという。全さんは韓国政府に、息子の救出に助力して欲しいと呼びかけている。

息子の救出に奔走する全さん。韓国政府に支援を呼びかけている。

 報道によると、全さんは中国の刑務所で拷問を受けている息子のために奔走している。息子の金さんは刑務所で、両手を背中に曲げて手錠をかけられたり、局部に電撃されたりするなどの拷問を受けているという。現在、金さんの両手はすでに骨折している。

 全さん親子は法輪功を修煉している。しかし、中国では法輪功が禁止されており、多くの学習者は逮捕され、刑務所で迫害されている。

 全さんは7年前に韓国に移民し、帰化した。彼女は自由な国の一員になれたことに誇りを持っていると語った。「私は韓国で息子の釈放のために活動している。韓国で私は自由に信仰することができる。私たちは圧力で信仰を放棄してはいけない。私たちは真を修めているので、真心から自分の信仰を大事にしたい」と全さんは法輪功に対する思いを語った。

 全さんとその他の同じ境遇にいる人を助けるために、法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)は金曜日、中国大使館前で集会を開いた。調査団のKyung Suk Lee氏は、「法輪功学習者は中国で臓器を摘出され、売買されるなどの迫害を受けている。この迫害をもっと多くの人に知らせるべきだ」と述べた。

 報道の最後に、「法輪功学習者は良い人になるよう努力している。彼らは個人のために活動しているのではない。中国で法輪功の真相を伝えるために活動する全ての人は逮捕の危険に晒されている。彼らは法輪功の名誉のために活動しているのだ。彼らは同じ中国人が自分の政府に騙されていることに見て見ぬふりをすることができない」と締めくくった。

 全さんは国連、韓国政府および人権団体に息子の釈放に助力してほしいと呼びかけている。

 2007年9月3日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/9/2/162006.html