吉林省朝陽溝労働教養所:法輪功学習者・孫顕明さんに対する残酷な迫害の事実
(明慧日本)吉林省通化市の法輪功学習者・孫顕明さん(56才男性)は、元石油化機械工場(すでに倒産)の就業員。2001年11月15日の朝4時頃、孫さんは歩道橋に「天安門焼身自殺は江沢民らならず者集団が法輪功を迫害するための自作自演だ」という文言を書いたが、東昌区公安分局に連行された。その後、孫さんは強制的に家宅捜査された。
連行された後、孫さんは警官に天安門焼身自殺の幾つかの疑問点を指摘したが、警官らは反論することさえできなかった。しかし、彼らは善悪をわきまえることなく、孫さんに二年間の強制労働を科した。こうして孫さんは、不法に長春朝陽溝労働教養所に送られた。
孫さんは労働教養所で警官らによる残酷な虐待を受けた。わずか一年で、孫さんはやせこけてしまった。警官の朱勝は、孫さんの腕を脱臼させたあと、彼を二段ベッドに吊るし上げ、数本のスタンガンで同時に電撃を与えた。これにより、孫さんの胸部は焦げてしまい、膿が出た。腕は脱臼したが、手当てを受けられず、さらに昼間はトウモロコシ畑で過酷な労働をしなければならなかった。孫さんの腕はひどく腫れあがり、激痛で寝ることもできなかった。夜、小さな椅子に12時まで座らせられ、僅か2時間休ませ、2時からまた座らなければならなかった。ほかの入所者は警官に唆されて誘導され、孫さんを殴打したり、腰を90度に曲げ立たせたりするなどの暴行を加えた。冬、孫さんは入り口近くで座らせられた上で、冷水をかけられ、凍らせたあとに窓を開け、冷たい風に当たるように虐待を受け続けた。わずか一年で、孫さんは重度の肺結核にかかり、生死の瀬戸際に立たされていた。孫さんは最後の願いとして、家族に会わせてほしいと要求した。警官はもう命は長くないと思い、彼の保釈を認めた。妻が迎えにきたが、別人のように変わり果てて、孫さんとは分からなくなっていた。
帰宅後、孫さんはレントゲンを撮ったが、腕がすでに骨折していて、骨と骨の位置が90度ずれてしまったため、手術でやっと復位させたが、手術後の腕は労働能力を完全に喪失してしまったという。
孫さんは、この残虐な暴力を通化市の陳情事務所、人民大会、政治協商委員会、裁判所、検察所、組合、司法局などに何度も直訴に通ったが、何の返答ももらえなかったという。
2007年9月4日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/9/3/162018.html)
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