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フィンランド:迫害で死去した大陸の法輪功学習者を偲ぶ追悼会を開催(写真)

(明慧日本)フィンランドのヘルシンキで8月31日、法輪功学習者は国会前の芝生と歩道で、1999年から始まった迫害の中で死亡が確認された3080名の法輪功学習者と、死亡が明らかになっていない学習者および、臓器狩り事件の中で命を失った学習者を偲ぶための追悼会を開き、法輪功学習者に対する残酷な迫害を一日でも早く止めさせることを人々に呼びかけた。同日、ヘルシンキ市内で毎年恒例の花火大会が行われているため、追悼会付近にたくさんの観客が訪れた。

「法輪大法は素晴らしい」という横断幕の下で、死去した学習者を追悼するフィンランドの学習者たち

法輪功の迫害事実に関心を示す通行人

 夜、法輪功学習者は「法輪大法は素晴らしい」と書かれた横断幕の下で、蝋燭を手にし、芝生に静かに座り、死去した学習者を追悼した。歩道の近くに一部の死去した学習者の遺影が置かれていた。蝋燭の光に学習者たちの不屈の精神が満ちた表情が照らし出され、多くの通行人に感動を与えた。足を止め、法輪功の真相資料を受け取って、街頭の光で読んでいる通行人の姿をたびたび目にした。また、学習者に「法輪功とは何か? なぜ迫害されているのか? もっと情報がほしい」と積極的に関心を示す通行人も少なくなかった。

 ある英語を話す若者は、法輪功学習者の臓器を摘出し売買し、証拠を隠蔽するために遺体を焼却するという中共の蛮行を知り、自ら学習者にもっと教えてほしいと申し出た。学習者から英語の資料とCDを受けおtり、お礼を言いながら、必ずしっかり目を通すと話した。

 あるニューヨークからの観光客は、追悼会の様子をカメラに収め、学習者に法輪功の情報をもっとほしいと求めた。

 活動が終了する間際に、ある中学生グループは高校生の学習者に「法輪功とは何か? なぜ中国で迫害されているのか? 私たちに何ができるか」と熱心に質問していた。学習者は彼らに真相資料を渡したあと、「法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)によって発起された人権聖火リレーがヨーロッパで行われており、10月中旬にヘルシンキに到着する。そのとき、法輪功に対する迫害を止めさせるためのこの活動に一緒に参加しよう」と呼びかけた。

 2007年9月5日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/9/4/162110.html