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錦州太和公安支局、小嶺子出張所、及び女児河出張所が多数の学習者を強制連行(写真)

(明慧日本)遼寧省錦州市太和公安局は2007年3月より、小嶺子出張所と女児河出張所にそれぞれ指示し、幾度となく法輪功学習者を迫害し、劉立濤さん、王孝民さん、盛福吉さん、景翠珍さん、尤おばあさん、喬忠霞さん、梁さん、郭立光さん、李忠山さんを強制連行し、家宅捜査を行った。また、常有さん、張静さん、金孟蘭さんに対して家宅捜査を強制したが、強制連行が叶わなかった。

 太和支局、小嶺子出張所は劉立濤さんを迫害し、ごろつき行為で劉さんの妻を恐喝した

 小嶺子出張所の警官は2007年3月12日、新民郷宋家溝村在住の法輪功学習者・劉立濤さんを強制連行し、無理矢理家宅捜査をして、パソコンなどの私有物を奪い取った。それだけで納まらず劉さんの妻を公安当局まで連れ去った。太和公安支局の某警官は「ここは公安出張所じゃないから、様々な刑具はある。白状しなければ、刑務所に投獄するぞ」とごろつき行為で脅した。

 数ヵ月後、宋家溝村の住民は連名で劉立濤さんの釈放を求めたが、小嶺子出張所はこれを口実に劉さんの妻を一晩違法監禁した。その後、太和公安支局と小嶺子出張所は錦州市政法委員会の指示の下で、区検察院、裁判所と結託し、劉さんに対して違法に求刑を行った。

 太和公安支局、小嶺子出張所の王孝民さんに対する迫害

 3月20日、小嶺子出張所は宋家溝村在住の法輪功学習者・王孝民さんに対して家宅捜査を行った。王さんは事前に家を離れていた。8月20日深夜、小嶺子出張所の警官は王さんの自宅に押し掛け、網戸を破り、屋内に侵入し、王さんを連行しようとした。王さんが激しく抵抗したため、連行は6時間も続いた。見張り役の警官が「指示があって、必ず連行しないといけない」と話していた。

警官に殴られ、顔が腫れていた王さんの高齢の母親
王孝民さん

 錦州市公安局、太和支局は21日の朝6時、30数人の警官と五台の車でやってきて、王さんを強制連行した。王さんの母親は連行を阻止しようとしたが、その場で警官に殴打された。この事件に対して、錦州市の関係機関は調査しようともせず、「我々と関係なし」と横暴な態度を取った。

 警官は「事実を確認する」という名目で王さんを強制連行し、すぐ釈放するからと嘘を言い、家宅捜査書や手続きなども提示しなかった。家族は王さんが連行された後、何度も出張所に行って、彼の居る場所を教えてと強く求めたため、出張所は仕方がなく、数日後に臨時に用意した収容証を持ってきた。収容証に収容執行責任者のお名前や日付などが書かれていなかった。家族は執行責任者の署名を求めたが、拒否された。

 女児河出張所は盛福吉さん夫婦を強制連行

 女児河郷腰湯村在住の法輪功学習者・景翠珍さんと70歳の尤おばあさんは8月25日の夜10時、法輪功の迫害の真相を語っている時に、出張所の悪警官に連行された。夜11時から次の日の朝3時まで、警察は景さんの自宅に三度目の強制家宅捜査をして、パソコンやプリンターなどの所持品を奪い取り、景さんの夫である盛福吉さんを強制連行した。

女児河出張所に連行された景翠珍さん

 盛さん夫婦は強制連行後、錦州市公安局、太和支局、女児河出張所の警官に拷問された。景さんは強く殴打され、両目が充血し、唇が腫れて出血していた。上着に大量の血痕がついており、長時間両手を後ろに巻いて手錠をかけたため、手錠が腕に食い込んでいた。両手が大きく腫れて、膝にうっ血が出た。景さんはトイレに行くことも許されなかったため、失禁していた。その後、出張所の警官は逆に景さんの傷が自分でぶつかったためできたものだとまったくのうそを言い、家族をごまかそうとしていた。家族に問い詰められた後、公安支局の警官は「訴えられても俺は平気だよ」とまったく気に介さない様子だった。さらに、太和区の区長も「景さんを死ぬまでやっつけろ」との暴言を吐いていた。

 盛福吉さん夫婦は現在も、錦州市第一看守所に監禁されている。

 悪警官らは学習者の仲を悪くする目的で、「盛さんは尤おばあさんに密告されたため家宅捜査を受けた」とのデマを流している。

 女児河出張所は数人の学習者を強制連行

 盛福吉さん夫婦の女児河出張所に強制連行されたため、郭立光さんら3人の学習者は出張所の前で、景さんの親戚と会い、景さんが暴行を受けたことに関して意見交換したときに、尾行していた悪警官に強制連行され、9時間も監禁された。警察は今も郭さんの自宅周辺で見張りをしている。

 8月27日、女児河出張所の警官は女児河郷華山村在住の法輪功学習者・常有さん、李忠山さん、張静さんの家に強制家宅捜査をし、李さんを強制連行した。常さんも連行されたが、途中で脱出した。張さんはそのとき留守していたから、連行を免れた。8月28日、女児河出張所の警官が女児河郷北湯村在住の学習者・金孟蘭さんの家に侵入し、孟さんがその場で失神したため、悪警官の連行は失敗に終わった。

 2007年9月5日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/9/3/162017.html