左志剛さんの両親が再び上訴して三ヶ月経過 行政の対応は恐喝と責任転嫁
(明慧日本)河北省石家庄の法輪功学習者・左志剛さん(1968年7月19日生まれ、男性)は、フィリップのコンピュータのディスプレイを補修する認定技師を務めていた。近所、友人、同僚や上司の間で高く評価される優秀な青年だった。気立てが優しく、善良で、寛容で、進んで人を助け、大志を抱き、些細なことにも礼儀を忘れない人物だった。結婚入籍の前日にあたる2001年5月30日午後3時過ぎ、左志剛さんは、法輪功を修煉しているという理由で、橋西公安支局国保大隊長・李栄旗らに仕事場から連行され、一晩、残虐な体罰を受け、死に至った。体に多くの傷跡があった。当時33歳。石家庄市検察院、石家庄市公安局、石家庄橋西公安支局の法医の鑑定は「首吊り自殺」であった。左志剛さんの性格と人柄から、年を取った両親は断固として結婚の準備をしている息子が自殺することはありえず、鑑定には服しないと主張し、死体保留を強く求めて今日に至っている。
六年後の2007年4月26日、石家庄燕趙都市報B05版に次のような公告が出された。「石家庄葬儀場は60日間を期限として遺体を廃棄する」。2006年6月にも、石家庄葬儀場の管理所は、すでに同じ公告を出している、葬儀場は家族に同情して1年廃棄を延長した。聞くところによると、今回、葬儀場は2007年7月末までしか延長できず、石家庄橋西公安支局が左志剛さんの異常死亡証明を発行することを拒絶しているため、無名の死体として火葬される。
情報によると、検察院はかつて橋西公安支局が犯した罪に対して介入調査しようとしたが、左志剛さんは法輪功学習者であるため、河北省政法委員会は内密に提訴することを許さないという命令を下した。このため、6年余り経った今も、家族からの再度の陳情が三ヶ月もかかっている。最も情理に適う合法的な再鑑定を受理する者はなく、案件はまったく進んでいない。省、市、区検察院、省公安庁、市公安局と公安支局、人民代表委員会、政府、政治法律委員会、新聞、放送、テレビで何度も繰り返して呼びかけたが、何の結果も得られない。恐喝するか、責任転嫁するだけだった。陳情の手紙、上告状を何枚も郵送したが、何の返事もない。7月20日前後、なんと警察、事務所、住民委員会の人々が来て、左志剛さんの身内の家をかき乱した。受け取った上告状に法輪功のパンフレットが入っていたとして、家族が法輪功学習者と接触することを許さないと脅かし、さらに次のように偽りの説得をした。「人は死んだらどうやっても蘇らない。訴えなくてよいのだ、彼らに金を添えてなかったことにしよう」。これが中共の治める「和の社会」なのだ。
2007年9月5日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/7/27/159653.html)
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