日本明慧
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アジア太平洋経済協力会議(APEC)が間近に迫り カナダの議員と民衆らは総理に迫害の制止に助力するよう促す(写真) (明慧日本)(記者・英梓)2007年8月29日、1万7千通のカナダ国民が署名した請願手紙が総理の事務室へ郵送された。9月に開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の期間中、カナダ総理が中国の指導者に中国の人権問題、特に法輪功に対する迫害を停止し、生きた法輪功学習者から臓器を摘出する犯罪行為の停止を求めることについての請願書簡を提出した。また16名のカナダ人の親族を含めた、監禁されているすべての法輪功学習者を釈放することを要求するよう呼びかけた。
カナダアムネスティ・インターナションナル主席・アレックス・ネフ(Alex Neve)氏と新民主党の人権批判家、国会議員・ウェイン・マーストン氏は29日に、「APECは総理が中国の指導者・胡錦濤氏に対して中国の人権問題について提言し、かつ法輪功に対する迫害を停止させる重要な機会である」と語った。 法輪大法学会のスポークスマン・周立敏氏は、2週間の間に、カナダ全国の多くの都市で1万7千名のカナダ国民が署名し、総理にAPEC期間中中国の人権問題、特に法輪功の受けている迫害問題についての請願書簡を提出するように促したと紹介した。 法輪功学習者を狙った中共の臓器狩りについて、調査報告作者の一人であるカナダ前ベテラン国会議員、カナダ外交部前アジア太平洋局局長であるデービッド・キルガー氏は記者の取材を受けたとき、「各種の有識者と団体はみな中国人の人間性と尊厳のために呼びかけている。法輪功学習者はいまだにひどい迫害に遭遇している。どこの政府が臓器を売り出すために、本国の国民を殺戮しながら、同時にオリンピック主催国になろうとすることができるのか」と語った。 前ベテラン外交官・ブライアン・マックアダム(Brian McAdam)氏は当日の集会に参加した。彼は、カナダ政府に中国経済のうわべだけの現象に騙されないよう希望した。彼は「一つの現実として、中共は法輪功学習者とその他の団体を残酷に迫害している」と語った。 トロントの住民、酷刑の被害者である王鴻敏氏は信仰を堅持したため、かつて中共により非合法に4回監禁されたことがある。王鴻敏氏は29日の集会で自らの遭遇について「わたしは非合法に朝陽留置場で監禁されていたとき、非人道的な虐待を受けた。わたしは罰として立つことを強いられ、睡眠を与えてもらえなかった。警官は全身が裸になっているわたしに対して拳で殴ったり、足で蹴ったりした。わたしはその場で気を失い倒れてしまった。翌日、悪辣な警官はまた尋問をし、わたしを苦しめ、脅し、わたしが煉功することを禁じ、学法することも禁じた。わたしはまた悪辣な警官が別の女性同修の髪の毛を掴んで、死に物狂いに鉄の門にぶつけ、その後電撃棒で憎憎しげに彼女の頭部と体を電撃しているのを目にしたことがある……」と語った。 16名の中国で迫害されているカナダ人の親族の中には、外資系企業の中国側の代理、医師、教師、エンジニア、経理、従業者、また普通の主婦もいる。カルガリーの住民・劉文宇氏の妻はただインターネットから法輪功の真相資料をダウンロードしただけで、12年の判決を言い渡された。 2007年9月6日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/30/161795.html) (英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/9/1/89140.html) |
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