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雲南省昆明市の老夫婦は残忍な迫害に遭い、夫が死亡

(明慧日本)雲南省のタオル製造工場を退職した法輪功学習者・賀桂珍さんは、法輪功を始める前、多くの病を患っており、歩くこともままならなかった。ある日、夫の祖達さんが車椅子を押して妻を煉功場に連れて行った。わずかな期間で賀桂珍さんの様々な疾患は奇跡的に完治し、歩くこともできるようになり、非常に健康な体になった。法輪功の驚くべき威力を目の当たりにした夫の祖達さんも修煉を始めた。

 中国共産党が1999年に法輪功に対する弾圧を始めた際、祖達さんの勤め先の雲南省林業調査規格設計院の植林分院のリーダー達は毎週、党が組織する洗脳会議を導入。党のリーダー達は、共産党員であった祖達さんに、法輪功を非難する批判声明を書くことを強制しようとした。しかし、祖達さんは法輪功と師父を批判するような文を書くことを一切拒否したため、洗脳の対象となった。

 修煉を通して奥深いものを得た賀桂珍さんは、党が法輪功を誹謗中傷することに黙っていなかった。2002年には公の場で煉功し、一ヶ月間警察に拘留された。家に戻ると職場の上司が賀桂珍さんを「要注意」人物と指定。工場の党委員書記である劉薔麗と保全課長の周善福が、賀さんを常時監視することに決めた。彼らは昆明市拌竜分局の「610弁公室」の職員および長春派出所の警官のバックアップを受け、警官の1人である超永富は、しばしば賀さんを自宅で恐喝した。賀さんは常時、尾行され監視された。逮捕し、洗脳センターに送り込むと幾度も脅かされ、その都度、家を出て身を隠した。

 6年間にわたる迫害で、賀さんと家族は「610弁公室」および警官からの精神的な抑圧に耐え続けた。夫の祖達さんは長期にわたる恐怖生活を強いられ、常に妻のことを心配し、徐々に体が衰え、ついに2003年12月4日に逝去した。享年68歳。

 同じ雲南省のタオル工場で働いていた王玉蘭さんも、女性の党委員会書記である劉薔麗と保全課長の周善福、その他の「610弁公室」職員により、長期にわたる迫害を受けた。2007年春の清明祭の頃、王さんの家は不法に捜査され、その後現在に至るまで行方が分からなくなっている。王さんに関する情報は家族に明らかにされておらず、現在も行方不明のままである。このため、王さんの情報を提供することを求め、王さんの救出を呼びかけている。

 2007年9月6日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/8/24/161442.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/9/3/89200.html