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迫害を直ちに終わらせることについての考えを述べる


 文/中国大陸大法弟子

(明慧日本)法を正す過程が絶えず推し進められるにつれて、情勢はとても大きく変化してきました。国際社会から見れば、今政府、社会団体、組織や個人を問わず、法輪功が迫害されている真相を了解した後、法輪功を支持し、中共の人権迫害を排斥する現象がますます多くなってきました。これは中共の「一辺倒」に天地を覆い隠すかのようなデマと宣伝の中で、大法弟子は慈悲と善なる心を持って、平和で理性的な方式で、世の人々に弛まず真相をはっきり伝えることを通じて、人々の良知と善なる念を啓発したことがもたらした結果なのです。

 しかし、情勢の変化がものすごいとは言え、外在の情勢変化に影響されてはいけません。情勢にも常人にも執着してはだめなのです。これについての教訓はあまりにも多すぎました。例えば、中国のあの首相、中共の第16回代表大会、国連の人権組織、アメリカ政府、中共の現任の頭の改良、人権聖火と真相調査団などなどに迫害の制止を期待して、我々の直ちに迫害を終わらせること、衆生を救い済度することはこれらの執着によって多大な損失をもたらしてしまいました。

 この迫害を直ちに解体できるのは我々大法弟子であるべきです。特に中国大陸の大法弟子は責任が重大で、もっと積極的にやらなければなりません。今発生したすべてのことは皆我々中国大陸大法弟子の真相を伝えることと衆生を救い済度することに合わせて現れてきたのではありませんか。「迫害を直ちに終わらせる」ことについて、もうたくさんの交流文章がありますけど、ただ我々の認識は上辺に留まってはいけません。

 それでは、どうやって直ちに迫害を終わらせることができるのでしょうか。この方面の交流文章を読んでから、直ちに迫害を終わらせることについての認識は一致しましたが、大法への理解が不足しているため、法理上の認識はぼんやりしていました。常人の誰か、或いは中共の党首に迫害を終わらせてもらうと考えたことがありますが、大法に照準を照らせば、すぐその考え方は正しくないと分かりました。それでも、やはりはっきり認識できませんでした。

 何日か前に、師父の『2003年米国中部法会での説法』を学んでから、そのことについての認識がはっきりしてきました。「迫害を直ちに終わらせる」ためには、中国人に真相を伝えることに更に力を入れなければなりません。もし中国人に皆真相を分からせ、目を醒まし、人心を正し、国民全体が皆迫害に反対したら、その迫害はまだ続けられるのでしょうか。それは制止することになるのではありませんか。

 以上、個人の認識ですが、不適正なところがありましたら、慈悲なるご指摘をお願いします。

 2007年9月8日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/9/5/162068.html