日本明慧
■印刷版   

APEC首脳会議へ:法輪功が迫害中止を求める抗議集会(写真)

(明慧日本) 2007年9月7日午前、APEC首脳会議期間中に、法輪功学習者はシドニー市中心部のBELMORE公園で抗議集会を開き、8年間続いた中共による法輪功への集団迫害の中止を呼びかけた。

デービッド・キルガー氏:法輪功は中国で残酷な迫害を受けている

デービッド・マタス氏:我々は今から法輪功の合法権益のために戦う

法輪功修煉を放棄しないため16年の禁固刑を科された父親・王治文さんの救出を訴える娘・王暁丹さん

「民主中国陣線」の会長・費良勇氏:法輪功への集団迫害は、今の中国の最大の人権侵害

自由主義の法学者・袁紅氷氏:法輪功学習者が正義を追い求める精神は、歴史に永遠に刻まれる

豪州のニューサウスウェールズ州法輪大法佛学会・デーラ会長:迫害を早急に制止できるかどうかは、人類の良識へのテスト

 カナダの元国会議員デービッド・キルガー氏は集会で講演し、「法輪功が中国で残酷な迫害を受けている。中共の行為は人類の尊厳を傷つけている。オリンピック開催前に、迫害を制止させるため、我々は個々のできることを遂行すべきである。例えば、世界各地で展開しているグローバル人権聖火リレーに積極的に参加するなど」と呼びかけた。

 また、カナダの国際人権弁護士デービッド・マタス氏は応援スピーチで、以下のように述べた、「我々はどうして同じ言葉を繰り返しているのか。APEC首脳会議に参加する各国のトップが沈黙し続けているからである。我々は今から、法輪功の合法権益のために、戦わなければならない」。

 米国から駆けつけた王暁丹さんは、法輪功修煉を放棄しないため、16年間の禁固刑を科された父親・王治文さんの迫害状況を明かし、豪州政府と国民に対し、監禁中の父親の救出に助けの手を差し伸べるよう呼びかけた。

 「民主中国陣線」の会長、ドイツ在住の費良勇氏も集会に駆けつけた。同氏は、「法輪功への集団迫害は、今の中国で進行している最も深刻な人権侵害である」と強調。民主国家の議会、政府、政党、メディア、人権団体、APEC首脳会議に出席する各国のトップに対し、中共独裁政権に圧力をかけ、法輪功迫害の中止を求めるよう懇願した。

 自由主義の法学者、「中国自由文化運動」組織委員会の首席委員・袁紅氷氏は、「米国では、共産主義の被害者を追悼する記念碑が建てられた。しかし、最も深刻な被害を受けている中国には、このような記念碑がまだない。法輪功による8年の平和的抗争は、3つの歴史的意義をもたらした。1.全世界に対し、中共による法輪功迫害の真相を明らかにする活動 2.『共産党についての九つの論評』(略称『九評共産党』)の伝播 3.中国共産党とその関連組織からの離脱運動の勃発

 豪州のニューサウスウェールズ州法輪大法佛学会のデーラ会長はスピーチで、画家・章翠英さん(豪州在住)が中国の刑務所で受けた拷問や虐待を実例として挙げ、APECに出席する各国の首脳に対し、胡錦濤国家主席に、この迫害の即座の停止を求めるよう呼びかけた。

 2007年9月9日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/9/8/162310.html