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「シドニー・モーニング・ヘラルド」報道:かれらは警察を安心させる抗議者(写真)

(明慧日本)シドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)の記者エドモンド・タドロス(Edmund Tadros)氏は、9月6日に発表した文章において法輪功学習者及びその支持者によるAPEC閣僚・首脳会議期間中での平和的な抗議を報道し、彼らを「警察を安心させる抗議者」と称した。

 APECサミット期間において、豪州警察は法輪功学習者に特別な待遇を与えた。つまり、法輪功学習者が、毎日抗議デモを行うことを許可した。

公園で集会を行っている法輪功学習者

現在中国で発生している迫害の実演(Bob Pearce撮影)

 報道の冒頭において、「彼たちはここの常連であり、一群の静かなる抗議者である。警察官は通常彼らには気を遣わない。こうした取締りのかなり厳しい状況下でも、1週間何も変ったことが無かった」と紹介した。

 今回シドニーAPECサミット期間中において、法輪功学習者と支持者たちは、日曜日(9月9日)まで毎日集会を行っていた。警察は法輪功学習者たちのすべての抗議活動を許可した。400人余りの法輪功学習者たちはハイド公園でもっとも大規模な集会を行った。

 報道によると、「抗議者たちは再び中共政権の『迫害劇』を演じた。中共の兵士を演じた男性は、化粧により、厳しく殴打されたように見える監禁された人の役を演じる人の後ろに立っていた。子供は労教所の囚人を演じ、積み上げた煉瓦を運ばされていた。そして1人の女性が手術台の上に横になり、臓器が取られてしまうという鳥肌が立つほどの血生臭い場面だった」。

 集会のスポークスマンのジョン・ディラー氏によると、支持者は中共政権の拷問で法輪功学習者を迫害・虐殺するばかりか、彼らに対して臓器狩りを行うのだ。ディラー氏は「中共は法輪功を迫害・虐殺し、法輪功を完全に消滅しようとしている」と訴えた。

 報道の記述によると、「舞台の前に、150人の黄色あるいは藍色のシャツを着ている法輪功学習者と支持者たちは静かに立っており、多くの人々は法輪功への迫害を制止することを呼びかける横断幕を挙げていた。もう1つの組は、15人で編成された法輪功学習者たちが、シルクの服を着て舞台で踊っていた。その後ろには、多くの人々が横断幕を掲げて迫害停止を呼びかけた」。

 「ハイド公園に向かう歩道では、多くのプレートを並べて中共が法輪功学習者に施した拷問方法がイラストで説明された」。それに次いで報道では、「法輪功学習者たちの集会は、とても平和的であり、彼らは毎日シドニー・チャイナタウンで1つの情報ブースを設けている。彼らは常に市内でチラシを配ったりしている」と紹介した。

 2007年9月9日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/9/8/162319.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/9/7/89315.html