日本明慧
■印刷版   

吉林省松原市:法輪功学習者が連行された事件についての補充


 文/吉林省松原市法輪功学習者

(明慧日本) 2007年7月9日午前、吉林省松原市前郭県洪泉郷太平庄村の法輪功学習者・任広鋒さんは自宅で松原市公安局と前郭県公安局の悪辣な警官に連行された。目撃者の話によると、当時、4台のパトカーと多数の警官が自宅にやって来たという。警官は庭に入ると、先ず衛星受信器に向かって走って行った。それから不法に家宅捜索を行い、オンドルの下の穴までひっくり返し、まるで山賊のようで、ノートパソコンやインクジェット・プリンターなどを奪い去り、また任さんを連行した。

 その後、警官は任さんの兄の自宅に向かい、誰もいない留守宅で、衛星受信器を盗んで行った。それから洪泉郷尖山子村の畢忠貴さんの自宅へ行き、衛星受信器、大法書籍、法像を奪い去り、また修煉してない畢さんを連行した。このとき、すでに8時半になっていた。法輪功学習者・張艶春さんは自宅で夫の畢明江さんと、兄(常人)3人ですでに立ち退き予定の平屋から前郭第三中学校付近の新しく購入した家へ引越ししていた。途中で、洪泉郷尖山子村の父親・畢忠貴さんに何回も電話をかけたが、誰も出なかった。後になって、電話に出た人がいたので、畢明江さんが「あなたはどなた?」と聞くと、相手の悪辣な警官は「私が誰かあなたはまだ分からないのか!」と答えた。畢明江さんは相手が親族の人ではないので、おかしいと思っていた。その後、自宅のビルに戻って廊下を歩いていると、向こうからやって来た警官に逢った。警官は有無を言わさず畢明江さん(常人)と妻の張艶春さんを連行した。張艶春さんの兄は脱出できた。

 その後、警官は不法に家宅捜索を行い、9千元余の貯金通帳、1元札を100枚ずつ束ねた札束を数個、家のデスクトップ・パソコン、ノートパソコン、レーザー・プリンター、インクジェット・プリンター数台、ラミネート機、大法書籍、法像など多くの品々を奪い去った。ちょうど平屋からの物を運び終わり出て来て、車内にあった5410c 1体機(1万元)、電動カット紙刀1台(3千余元)、その他の品々も車とともに奪った。畢明江さんは1万元の保釈金をゆすられてやっと釈放された。

 その後、ほぼ午前9時すぎ、2人の警官が松原市寧江区江南の中心市場の3階に行き、法輪功学習者・楊葉さんの洋服売り場で彼女を連行した。その辺りにいた人の話によると、2人の警官は楊葉さんの売り場にやって来ると、横暴に「私たちはあなたを連行する」と言った。楊葉さんが「どうして一緒に行かなければならないのか?」と聞くと、警官は「私たちはあなたの家に監視カメラを設置した。あなたが何をしたのか自分で分からないのか? 帰って見たら、すぐ分かるはずだ! 鍵や携帯電話など全部出せ」と言った。楊葉さんが従わないと、彼らは強制的に楊葉さんに手錠を嵌め連行した。

 現在楊葉さんの家の情況は不明である。

 目撃者の話によると、楊葉さんの故郷にいる妹が数日後、寧江区公安第2支局を訪れ、楊葉さんの洋服売り場にあった洋服類を全部片付けたそうである。また姉との面会を要求したが拒否され、どこに監禁されているのかと聞いたが、警官はとても遠方で、会えないと答えたという。

 7月9日午前、紅光農場第9分場(一つの農場がいくつかに分けられている)の劉洪濤さん(常人)は以前から保管していた大法書籍を奪われ、また連行された。悪辣な警官はまた法輪功学習者・李東軍さん宅に嫌がらせに行った。連行された人の中で、任広鋒さんが一番ひどく迫害された。

 以上は当事者と目撃者の口述により整理した内容である。

 現在、連行された法輪功学習者・任広鋒さん、張艶春さん、楊葉さん(女性)は不法に寧江区江北善友留置場に監禁されている。劉洪濤さん(常人)、畢忠貴さん(常人)の2人は不法に前郭県江南拘留所に監禁されている。

 2007年9月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/7/16/158958.html