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明慧ネットの迫害事実を編集して得た経験


 文/海外大法弟子

(明慧日本)尊敬する師父、学習者の皆さんこんにちは!

 私は大法を得てからもう7年余りになりましたが、今主に担当している仕事は明慧ネットに載っている迫害の真相文章を通して、大法弟子を迫害する責任者のリストを整理し、その具体的な悪行を暴きだし、それを明慧資料館の悪人掲示板に載せると同時に、大法弟子の迫害状況を簡略にまとめることです。これらの迫害の真相は法を正す過程が推し進められるに従い、迫害を暴き、邪悪を曝しだし、大法を実証し、真相を伝えるという巨大な役割を果たすと同時に、邪悪を震わせ、解体する作用を果たしています。ですから、時々刻々正念をもって、編集のいかなる部分にも真面目に対処するようにと自分に要求を出しています。

 ここで一年以来この仕事を通じて、自分の次元での体得を皆さんと分かち合うことができ、とても嬉しく思っております。

 夢を通して悟らせたこと

 編集の初歩的な訓練のころ、編集の要領を熟知する必要があり、編集項目を実際に練習することに費やしましたが、小心翼翼と最初の編集を終えたその晩に夢を見ました。それは自分が子供のように床で、小さな木のパズルをしていました。一心不乱に最後の木の葉を入れて図形が完成したら、この小さな木の向こうに高さ17メートルの大きな木が現れ、更に遠いところに高さ35メートルの木が現れたのです。この夢から悟ったのですが、編集も含めて、法を実証するすべての仕事をうまく成し遂げるために、一番大事なことは真心を込めて、大法に責任を負うということが分かりました。

 大法弟子の修煉の道はそれぞれ違っています。みんな自分に属する法を実証する仕事が有って、参照もなければ、見本もありません。その仕事自体には大小の区別もなく、重要性の格差もないのです。もし異なる仕事に携わる大法弟子はみな衆生をすくい済度することを考え、大法に溶け込んで、大法に責任を負うという最も純粋な心を持てば、他の空間での現れはきっと雄大なものに違いありません。

 読者からのフィードバック

 我々の編集した迫害事実及び悪人掲示板の主な読者は三つの部分が含まれています。それは同修、常人と悪人です。編集する時に、省別、地区別、悪人の勤め先別、迫害種類別のように分けているので、同修によく真相を伝える資料と発正念する時に狙いを定める標的として使われています。最近中国大陸の同修からこういうフィードバックをもらいました。「詳しく分類されて、調べやすいため、資料館は今よく利用されています。例えば、地区別、勤め先別の「法輪大法学習者救援資料庫」、地区別の迫害事実などは学習者にも常人にも利用されています。」一方では、縁のある常人は明慧資料館の文章を通して、迫害真相を理解することができたのです。もう一方では、悪人は自分の犯罪行為を悪人掲示板に載せられるのを一番恐れるのです。悪人掲示板を例にすると、それは例年明慧ネットに載せられた迫害に関する文章をまとめて、ある部門(例えば、労働強制所、監獄、公安局、派出所、610など)のある悪人に対して、迫害が始まった時から、大法弟子を迫害する度の具体的な時間、場所、迫害手段、過程などの悪行を全部詳しく整理してから、公表したので、悪人が恐れるのです。

 例えば、ある部門の責任者は自分の名前が悪人掲示板に載ったと分かると、すぐ関連の大法弟子に、自分は責任者ですが、指示されたとおり大法弟子を迫害したことは無く、いつも大目に見ているということを説明しました。大法弟子が後で調査してからそれは事実だと分かり、資料館にそれを知らせ、その人の名前を取り除きました。また同修の真相文章にも「この人はもう真相が分かっている」という言葉を見たことがあります。こういうことから、それらの人は最後の大事な時に、新たに自分の未来を選択したと言うことが分かりました。

 編集についての感想

 迫害事実に関する電話をかける同修と交流して分かったのですが、今悪人に電話をかける時、切られることは少なくなり、その代わりに、黙って最後まで真相を聞く人が増えました。弁解やののしり散らす悪人もいますが、彼らの不安と恐れをはっきり感じられます。実は今明慧ネットで報道される大法弟子を迫害する悪人が悪の報いに見舞われるという例はますます多くなり、それは皆、悪はそれなりの報いがあり、現世現報を証明しているのです。

 それから、またこんな種類の悪人もいます。彼らは元々学習者でしたが、今邪悪の共犯者に落ちてしまいました。師父が広大な慈悲を持ってチャンスを与えておられ、法を正すことがまだ終わっていないなら、それはチャンスだということを法理上から分かっているので、私たちは交流してから、今のところ、彼らを悪人掲示板に編入しないと決めました。しかし、早く目を覚まし、法を正す修煉の道に戻らなければ、最後は生きる事の無い門に落ち込むというなれ果てしかありません。その時になって後悔してもどうしようもないということも自覚してほしいです。

 編集する時、迫害により死亡させたという事例のほかに、「迫害を受ける子どもたち」の編集でいつも心を打たれています。「ママに会いたい、家に帰りたい、学校に行きたい」と言う子どもたちの訴えを目にしたとき、思わず哀れに思えてたまらず、「大法小弟子の皆さん、くじけずに、立ち上がれ」という気持ちでいっぱいです。

 心性の向上

 私は2003年3月に大法を得ました。最初の時、法についての理解はまだ浅く、毎日明慧ネットを開けると、まず「弟子切磋」の文章を読みたくなり、「迫害事実」の文章はさっと目を通すだけでした。大法弟子が邪悪に迫害されるのを見ても、あまり実感がなく、ただ感性的に大法弟子が罪無く迫害され、悪人が悪事を働いているという認識しかありませんでした。

 編集グループに加わった当初、悪人が大法弟子を迫害する具体的な悪行の詳細を暴くため、丹念にそれらの行為に関連するすべてを理解しなければなりませんでした。しかし、作者の成長背景や文化水準は人によって違うし、本人の書いたものもあれば、同修に書いてもらうものもあります。中に余計な部分が書かれてしまい、要領の得ないものもあれば、大法より自分を実証する部分が多いというものがあり、また当時自分も次元が限られていたので、最初のうちはうまく編集できないことがよくありました。

 しばらく経ってから、よく法を学んだ時には、編集もよくやれることに気付きました。それに、心性の向上にしたがって、同修の書いた迫害真相文章は実はみな最も純正な基点に立ち、最も強大な正念を持って、邪悪を暴き、迫害を暴露するために書いたもので、どちらも邪悪を震わせ、解体する作用を果たしていると分かりました。それと同時に、その文章の裏に皆広大な慈悲が含まれているとも感じました。

 心を静めて法を学ぶ

 編集の過程を振り返ってみると、自分の状態、編集要領の掌握、編集技術の向上は皆法を学ぶ状態や精進する程度によって変わっていることがよく分かりました。だから、よく法を学ぶことの重要性をもっと深く体得しました。心を静めて法を学び、心性を修めることは次元を高める根本で、また異なる真に修める次元にいてはじめて大法の奥深さ、大法の裏にある内涵を体得するようになるのです。自分は法を学んでいる時、限りなくマクロとミクロの生命体も同時に同化されているように感じます。また次元が高まってからさらに大法の貴重さと厳粛性を体得するようになりました。

 確かに、修煉中のすべての正念正行は皆大法から来たのです。法を実証する仕事をよく全うするためには、しっかり法を学ばなければなりません。大法弟子が法を学ぶ状態の良し悪しは直接心性、悟り、知恵、次元に反映されています。法をよく学び、衆生を救い済度すると言う基点に立ち、確固たる正念の下で編集したものこそ、邪悪を震わせ、解体する作用を果たせるのです。

 交流を通して向上する

 更に仕事の効果をよくするため、毎週グループで交流することになっています。集団で法を学ぶことと仕事の進度を報告するほかに、主に編集の技術や心得について交流しています。交流を通じて、編集能力が明らかに上がってきたと感じています。しかし、たくさんの項目に参加しているため、この定期的な交流に参加できない同修がいますが、長い間この交流に参加しないと、それらの同修が立ち遅れて、やむを得ず辞めてしまう場合も有ります。それは本当に残念なことです。

 修煉を堅持する

 今法を正すことは凄まじい勢いで前に進んでいます。法を実証する大法弟子は皆自分の能力を十分に生かし、常人社会で身に付けた特長で法を実証し、衆生を救い済度し、真相を伝えています。今法を実証するプロジェクトも多いし、時間も人材資源もとても貴重なのです。1人で10人分、100人分をやっている大法弟子もいれば、自分の長けた分野ではありませんが、大法の不思議な威力で知恵を開いた大法弟子もいます。今の段階では、大規模な法を正す活動以外に、自分の責任を負うべき仕事は何か、どうやってよく行うかをはっきり認識しなければならないと思います。

 いろいろな仕事を兼任しているとても能力の強い大法弟子がいますが、彼らはとても素晴らしいと思っています。しかし、外在要素に左右されることなく、常人社会で身に付けた技術を自分の法を実証する仕事に生かせ、また正念を持って、その仕事をずっとよく行うのは修煉者が個人の修煉標準に達する鍵であり、大法弟子全体が修煉者の標準に達する保障であると私は思っています。

 最後に師父の『カナダ法会へ』の中にある「最後になればなるほど、緩めてはならず、最後になればなるほど、法をさらによく勉強し、正念を充分に持たなければなりません。」という言葉を持って、同修の皆さんと励ましあいたいと思います。

 以上は明慧迫害事実の編集に参加することを通じて、自分の次元での体得なのですが、不足なところがありましたら、慈悲なるご叱正をお願いします。

 師父、ありがとうございます。学習者の皆さん、ありがとうございます。

 2007年9月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/7/27/159617.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/9/4/89219.html