イギリス議員:法輪功を迫害する中国で開催予定のオリンピックを中止せよ
(明慧日本)2007年8月18日にドイツのベルリンオリンピック競技場で行われたオリンピック人権聖火リレーの点火式において,イギリス上院議員であるカロライン・コックス夫人(Baroness Caroline Cox)の代理人は、彼女が人権聖火を支持することをもって,中国共産党の法輪功に対する迫害に反対すると発言をした。
カロライン・コックス夫人の発言内容は以下の通り。
「正義と自由、そして人権に対して関心を持つすべての人々にとって今日という日は重要です。ギリシャからのこの人権聖火リレーはわたしたちを通して世界へ紡いできます。
古代ギリシャ時代でも現代でも、オリンピックは平和と各国間の協和を示し、中国のような多くの無実の中国国民が拷問や虐待などで迫害致死されている国では行われてはいけないものです。
世界五大陸で伝え渡している聖火を通して、迫害を受けている法輪功学習者のことに世界中から関心を寄せて頂けるように祈ります。
ご存知のように、迫害が続けられてきた今日まで、中国共産党政権下で既に3000人もの法輪功学習者が亡くなっているだけでなく、彼らに対して生きている体からの臓器摘出という大惨事も大規模で行われています。これは非常に深刻な問題だと考えています。このような残酷な行為は世界中の政府と人権組織から譴責されています。
とはいえ、これからは全世界から中国政府にいっそう強い態度を示すべき時がきたと考えています。すべての正義ある国家に皆で2008年北京オリンピックを制止せよと私たちは呼びかけたいです。中国共産党は法輪功を弾圧するのに拷問や集団絶滅などの暴行をやめない限り、わたしたちの立場を変えることはありません。
それは、中国政府の悪質な人権記録を変える唯一の方法だと考えております。中国の歴史から見ると、今回のオリンピックは最も経済的な誘惑に満ちた政治となることが考えられます。世界各国からプレッシャーをかければ、「主権者たち」の法輪功に対する迫害の立場を変えることができ、法輪功学習者が弾圧されることのない自由な環境で信仰活動を行えるかもしれません。このような活動は、江沢民の指揮で法輪功を迫害する以前には、合法で自由に行われていました。
実は、中国憲法にも公民の宗教と信仰を禁止することができないという条約があります。ギリシャからこの自由の火を点火する活動はベルリンで行われることによって、中国政府はある程度変わることを祈ります。
中国人民の幸福のため、全世界の自由思想を支持するために、中国の政治の新しい変化を希望します」
2007年9月10日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/23/161350.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/8/25/88924.html)
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