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葫芦島市:残虐な迫害を受けながら、張占安さんは危篤の父親とも会えない

(明慧日本) 2007年7月20日、遼寧省葫芦島市連山区公安市局国保大隊長の張軍、副隊長の劉士軍、劉興成、及び趙連双らが法輪功学習者の岳鵬さん、張占安さん、李秀珍さん、張新さんの身柄を拘束した。のち、岳鵬さんの自宅に侵入し、不法に強制的家宅捜査をした上で、父親の岳云林さんを一緒に連行した。李秀珍さんが張新さん親子と同日の夜に釈放されたが、岳さん親子、張安占さんは拘置所に監禁されていた。また、岳云林さんは20数日間も監禁された後釈放されたが、体に酷い傷だらけでした。

 張さんの87歳の父親は息子が強制連行されたことを知り、憤りと悲しみが同時に老人を襲った。父親にしてみれば、警察はそもそも犯罪者を逮捕すべきでありながら、何故良い人を拘束するのか、如何考えても理解できないし、ときとき涙を流すしかなかった。寝ても覚めてもこころが安らかでなく、酷く悲しみの結果、自分も病に倒れてしまった。父親は既に危険な状態に陥ったため、錦州市附属病院病院へ搬送された。息子に会いたい気持ちでいっぱい危篤状態の父親に対して、家族は何度も劉士軍と交渉をしていたが、重病にかかった張さんと危篤状態におちた父親との面会を許そうとしなかった。人間性を失っていた劉士軍の管理下で、張さん親子の最後の面会ができるかどうかは期待だけが残る。

 7月20日の事件発生の当日、張さんは自宅(売店の裏)にいて、売店で何が起きたかも知ることもなく寝ていた。突然警察たちがやってきて張さんを拘束して、さらに強制家宅捜査をした。そのとき、警察には「捜査証」、「召喚状」、「逮捕状」など法律に基づく書類は何一つもなかった。警察であること実務身分証明書も提示しようともしなかった。これらのことによって、警察らは「警察法」第22条(5)...他人の身体、物品、住所または場所を不法に捜査する規定に触れている。また、「刑事訴訟法」第111条の規定にも明らかに違反している。すなわち、捜査する際に必ず捜査される対象に対して捜査証を提示することである。わが国の「憲法」第36条では、公民の人身自由は侵害してはならない、身柄を不法に拘束、逮捕、捜査および侵害してはならないと書かれている。国民(公民)の住宅は私物であり、勝手に侵害されてはならない;公民住宅に勝手に侵入したり、不法に捜査したり、差し押しさえて封印してはならない。

 張さんは拘置所に不法に監禁されてから、嘔吐が止まらず、食事をとることも出来なくなったため、日に日に痩せていた。病院では陳旧性心筋梗塞であるとの検査結果が出た。しかし、悪人劉などはどうしても人を釈放しない。8月1日、張さんを凌源公安医院へ移送させ、引き続き迫害を続けた(この前はここを洗脳クラスまたは凌源刑務所医院だと言いましたが、ここにて正しく訂正をする)。公安医院の診断で、主動脈硬化、重度胃潰瘍、心筋梗塞、椎間板ヘルニアなどに罹っていることが分かった。家族はさらに何度も張さんの早期釈放を求めたが、劉に拒否されたままで病態が酷くなるばかりである。

 張さんは正義、正しい信念を変えようとしなかったし、邪悪の要求、命令、および意図に従わず、自分が解っている正しい信念、および法律を基づいて、自分があるべき基本人権を守ることに決意した。張さん休みもなく監禁所内に真相を伝え、それを聞いた多くの警察が感動し、張さんを敬服したという。全世界で正義がある人々よ!法輪功学習者に対する残虐な拷問と虐待が皆さんの目の前でいまだに行われています。正義のために、そして我々一人一人の人間と深くかかわりがある基本人権を守るために、道徳と信念を守るために、中共による法輪功への迫害を一刻も早く阻止しなければなりません。また張さん親子が一日も早く会えるように、各国政府は必ず中共に圧力をかけ続け、中共の迫害によってぼろぼろになった千万人の法輪功学習者の家庭を救ってください。よろしくお願いします。

 2007年9月11日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/9/11/162476.html