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オーストラリア:法輪功学習者はハワード首相に迫害の制止を呼びかけた(写真)

(明慧日本)アジア太平洋経済協力会議(APEC)の開催前に、法輪功学習者は2007年8月30日、ハワード首相のオフィスビルの前で記者会見を行い、ハワード首相に人間の道徳と良知をふまえて、法輪功に対する8年の長い迫害を停止するよう胡錦涛国家主席に要求し、まだ中国の労教所に監禁され、拷問に苦しめられているオーストラリア公民の家族を救出するように呼びかけた。

オーストラリアの法輪大法佛学会スポークスマンのジョン・ダラーさんは警察の代表を通し、ハワード首相に手紙を渡した

オーストラリアの法輪功学習者はハワード首相のオフィスビルの前で記者 会見を行った

 オーストラリアの法輪大法佛学会スポークスマンのジョン・ダラーさんと、法輪功学習者・画家の章翠英さん、および母親が女子労働収容所で不法監禁さている。ドリスさんは記者会見で講演した。

オーストラリアの法輪大法佛学会スポークスマンのジョン・ダラーさんは記者会見で講演した

法輪功学習者・ドリスさんは記者会見で講演した

 ジョンさんは、APEC会議は主に経済問題が議題だが、会議に参加した21カ国とも中共と深い貿易関係を結んでいるので、彼らは中共独裁者の要求に操られ、人権や法輪功の問題に対して沈黙し、貿易関係を失うことを恐れて中共にコントロールされているという。ジョンさんは「各国の首相が中共の本質を認識し、西洋諸国の価値観を固く守ることが必要です」と呼びかけた。

 法輪功学習者・章翠英さんは講演の中で、先月オーストラリア政府は江沢民を告訴した件について正式な外交ルートを通し、オーストラリアの中国大使に渡したことが非常に嬉しいと話した。もし江沢民被告が2カ月以内に返事しない場合、彼女は弁護士と共に法廷に欠席審判を要求するという。そしてハワード首相に、胡錦濤国家主席がオーストラリアを訪問する時、法輪功の人権問題を提起し、中国でまだ不法監禁されている彼女の姪・陳忠升さんを救出するように願っているという。彼女は「私の姪は信仰を固く守るため、2000年に3年間の強制労働を判決され、たくさんの残酷な拷問を受けた。2006年の4月に、また不法連行されこの時は2年の強制労働を判決された。ハワード首相に私の姪、そして監禁されているすべての法輪功学習者の安全に関心を寄せてほしいと願い、APEC期間に他の国の首相と共に迫害されている法輪功という修煉団体を助け、このような人間の災難を停止しよう」と呼びかけた。

 ドリスさんの母親は香港住民だが、彼女は上海で人々に法輪功の真相を伝えたため、去年の4月から女子労働収容所に監禁された。彼女は母親を救出できるようにすべてのオーストラリア議員に手紙を書いた。ハワード首相はAPEC期間に胡錦濤国家主席に、彼女の母親を含む、不法監禁されているすべての法輪功学習者を釈放することを提起するように呼びかけた。

 法輪大法佛学会主席・趙さんは、今日の記者会見はAPEC期間での抗議活動の始まりであり、これから香港、台湾、ニュージーランド、日本の法輪功学習者、そしてオーストラリアの各地の法輪功学習者が抗議活動に参加しにくると表した。彼女はこのような抗議活動が各国政府を抗議するのではなく、この機を借りて各国政府の首相に8年の長い迫害をうけている法輪功の人権に関心をよせるように願い、西洋諸国は自分の価値観を固く守るべきで、今回、会議に参加した各国の首相が会議期間に共に法輪功問題を注目し、中共の蛮行を制止し、罪悪を続けさせないようにと呼びかけた。

 2007年9月11日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/31/161867.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/9/4/89233.html