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直ちに迫害を終わらせるのは、更に多くの人を救うためである


 文/甘粛大法弟子

(明慧日本)この迫害はそもそも発生すべきではないし、こんなに長く続くべきでもありません。この8年間、邪悪な旧勢力は大法と大法弟子を迫害しただけではなく、衆生も害毒し、師父が法を正すことを甚だしく妨害したのです。しかし、このすべてに関して、師父は認めておられないし、我々も認めてはいけません。我々は強大な正念を持って、旧勢力のすべての按排を全面的に否定し、迫害を直ちに終わらせなければなりません。

 私は、アメリカの同修が書いた「迫害を直ちに終わらせよう」と言う文章を読んだ時、「迫害を直ちに終わらせることができるだろうか?」と疑ってしまいました。しかし、師父の経文を繰り返し学び、特に師父が《2005年マンハッタン国際法会での説法》の中で説かれた「将来、法がこの世を正す時、またはこれより前に中共の悪党が崩壊したら、誰が執政するのでしょうか?」という箇所を読んだ時、私ははっと悟りました。法が人間を正す前に迫害を終わらせるのは不可能ではないどころか、かえって、その可能性が十分にあり、そして必要なことなのです。我々の心に師と法があり、また宇宙の正神も手伝ってくれているので、迫害を直ちに終わらせることは完全に実現できるのです。大事なのは我々法を正す時期の大法弟子にその願望があり、神の念を持つことです。我々中国全体の大法弟子、全世界の大法弟子が皆そのような願望を持ち、更に宇宙の正神が手伝い、師父が加持して下されば、我々の正念と宇宙中の正の要素が確固たる全体を形成することができ、迫害を直ちに終わらせることができるのです。

 師父は《2005年マンハッタン国際法会での説法》の中で、「今日この情勢は大いに変化しました。多くの邪悪の要素がなくなり、悪党の邪霊も減り、大法がこの世で形成した場はすでに非常に大きくなり、密度もかなり高くなりました。」と説いていらっしゃいます。

 師父は既に法理をはっきりと説いており、果てのない法力を与えてくださったので、我々大法弟子は力をあわせて、強大な正念を持てば、「迫害を直ちに終わらせる」ことは必然的な結果なのです。

 もし私たちが執着と人心でこの迫害を見たり、修煉上のことを対処したりすれば、マイナスな方向に進むことになり、大法の基点に立ち、何処に居てもどんなことにあっても、皆法を師にし、衆生を救い済度することを自分の責任として見なし、問題に有った時に、内に向けて探せば、必ずいい方向に進むに違いありません。

 去年の10月に師父の《徹底的に邪悪を解体する》という経文を発表されてから、私は他の同修と同じように、毎日発正念の頻度を増やし、監獄や留置所などの邪悪が集中している場所から近い所で発正念もしました。ある時、家で正念を発したら、突然天目で鎌と斧(邪党の旗のその印)を見かけました。それを清掃しなければと思った瞬間、鎌と斧がそれぞれ二本引き続き四本に折れてから、切れ切れに砕けて、最後は消えてしまいました。その時、「天は中共を滅ぼす」のはもう目の前だと思いました。

 それでは、なぜまだ一部の地区では大法弟子に対する強制連行が起こっているのでしょうか。私はこのように理解していますが、つまり、師父が《転法輪》の中で説かれたように「病根はすべて取り除かれており、残りはほんの少しの黒い気で、それを外に発散させるのです。」それはただ邪悪な勢力の瀕死のもがき、残りはほんの少しの黒い気にすぎないでしょう。それ以降、私は正念を発する時に「迫害と言う邪悪な情勢を直ちに終わらせよう」という一念を入れました。

 「迫害を直ちに終わらせる」目的は衆生を救い済度することにあります。衆生を救い済度することは我々の使命であり、前史の願望であり、師父に立てた誓いでもあります。救われたのは一人の人間だけでなく、それは一つの宇宙、天体、或いはもっと巨大な天体であるかもしれません。だから、心を込めて、全力を尽くさなければなりません。

 勿論、中共の邪党文化の害毒とこれまでの様々な政治運動のせいで、衆生を救い済度することは確かに、非常に難しいのです。だから、私たちは真相を伝える時に、鋼鉄を熔かすほどの慈悲心、「一心に救ってあげたい」という根気、「必ず救えるのだ」という自信を持たなければなりません。

 法を正す過程は今日まで歩んできました。天象の変化も凄まじいのです。我々大法弟子は天象に応じて自分の使命を全うしなければなりません。そのためには、法をよく学び、よく理解し、人の観念と人心を放下して、三つのことをよく行う中で自分を修め、法を正す過程に追いつき、師父が要望されることを圓容しなければなりません。

 次元の限られた認識ですが、不適当なところがありましたら、慈悲なるご指摘をお願いします。

 2007年9月14日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/9/11/162485.html