文/東北大法弟子
(明慧日本)
一、師父の広州での説法と功を伝えた時の日々
私は1994年9月20日に法を得ました。法を得た後に、心の中で一番大きかったのは師父に直接お会いできたらいいなと思いました。この願いが1994年12月21日に叶えられ、幸運にも私は師父の広州第5回学習クラス(中国大陸での最後のクラス)に参加することができました。
当時、私の座席は師父が法を説かれている場所より右側の上の階にあり、遠くて師父の顔をはっきり見ることができませんでした。師父が会場に入られる時、全員が起立し、拍手の音が雷のように大きく長く続きました。師父が皆さんに着席するように合図を送られると全員が急に静かになりました。師父は御身体がとても立派で高く、会場はとても柔らかな雰囲気に満ちて、みんな気持ちがよくなりました。私がその時思ったのは、今回師父のお姿をはっきり見えなかったらとても残念だ、どうしてもはっきり見たいという思いでした。
師父は皆の体を浄化されるとき、皆さんに自分の病気がある所や、あるいは親戚の病気を思いだしてくださいとおっしゃいました。当時私が思ったのは、大法を学習するようになったのは、自分がそろそろ退官(同年の10月で退官)するから、また佛家の気功ということで、佛家への道に引かれて入ったと思っていたので、病気なんてどうでもいい、自分が何千キロもある遠い東北地方から来た最大の願いは師父のお姿をはっきり見る事でした。
次の日、一緒に来た若者が私の思いを察知してくれて、私に「伯母さんはもっと近いところから師父を見たいでしょう?」といいました。 私は「そうですよ!」と答えたら、若者は私を連れてこの階の一番前の列に行って、そこに座っていた人に、「師父が説法を始められるまでこの伯母さんをここに座らせてね、そのあと交替しますから、よろしくね。伯母さんは師父を見たいから」と了解をもらいました。
このように、一番前の列に座ることができて、わくわくしているうちに、師父が会場へ入られて、私がいる方向へ歩いてこられました。みんなが前へ手を伸ばして師父と握手をするときに、私も手を伸ばしてみました。幸運にも私も師父の手と握手することができました。師父の右手は別の同修と握手しているから私が握手したのは左手でした。それでも最も幸福な時が訪れたとき、私は感動の気持ちを抑えることができなくなり、涙が止まりませんでした。最高の時を感じた私には言葉はありませんでした。その日の説法が終わり、泊まっている所へ向かう途中、この日のでき事にわくわくして、60歳を過ぎている自分は若い人よりも歩くのが速くて、後ろから「伯母さん少しゆっくり歩いてもよろしいですか」と言われました。手足は軽くてまるで飛んでいるような気分でした。
我々は当時、広州の中華医学学院のキャンパス内の宿舎に泊まっていました。ある日、みんなベランダで話し合っていた時のでき事です。「見て!法輪、法輪だよ」と誰かが大きい声で叫びました。みんなが前を見ると、我々の目の前、空中に20〜30メートルのところで人よりも大きい法輪が、北から南へまた南から北へぐるぐると回っていて、しばらくこの状態が続きました。まるで天空の半分が法輪の光で非常に明るくなったようで、当時、広州中華医学学院の学生たちも出てきて見ていました。私は当時のできことにとても感動しました。
今、師父の広州での最後の説法の時の日々を思うと、当時みんなはだれもが積極的で朝早く起きて一緒に煉功をして、お互いに交流、法の学習をして、夜師父の説法を楽しんでいました。非常に幸せな時を送っていたことを今思い出します。
それにお天道様も味方して8日間の学習クラスの間、雨季ながら一度もみんなが来るときや帰るときに雨が降りませんでした。8日間はあっという間に過ぎて、最後の日になってもみんな誰もが帰りたくありませんでした。ある人は師父の次のクラスはいつどこで行われるのかと尋ねていました。師父から、次はあなたたちの番ではありません。師父は海外に行って説法しますと言われ、司会者もみんなの気持ちを理解して、師父に海外にいらっしゃっても、お早めに帰ってきてほしい、我々は毎日師父の帰ってこられるのを待っているからというと、私は涙が止まらなくなりました。当時はこの場所から離れたくありませんでした。
二、 縁があり、長春で恩師と再会できた
広州での最後の説法が終わっても、私は師父と再会し、もう一回師父の説法を聞き、縁があればもう一度会いたいと思いました。この思いは離れず、夢でもその思いばかりでした。その後、本当に縁があって、1998年7月、私は長春を訪れたとき、奇跡が起こることを全然予測できませんでした。それは師父が長春で行われた、『長春法輪大法指導員の為に法を解く』の法会に参加する事が出来たのです。今回は幸運にも、娘も一緒に恩師とお会いすることができました。当時は皆会議があることだけを知っていて、長春市のシャングリラ飯店の大ホールに集まっていました。みんな前のほうに集まって座り、ステージに鮮やかなお花が飾ってありました。みんなちょろちょろと言い始めました。「こんな立派なところで会議するって、どんな人物が来るかな」とお互いに低い声で聞いたり、師父が来られるかな? でもそんな幸運はないかなと言ったりしていました。その時でした。後方から大きい拍手の音が聞こえ始めました。「師父だよ!師父が来られたよ!」と聞こえました。私は急に後ろを向いて見ると、師父が手をみんなに向けて振りながら、いつも通り偉大なお姿でみんなに向かって歩いてこられたのです。私はまた涙が止まらなくなりました。
私は法を得て、師父の高徳がある大法に何の疑いもなく、毎日学習し、大法を修煉する道を迷わずに歩いています。悪魔の中共の迫害の時にも、自分がこの修煉の道に迷わず歩き続け、数々の困難を乗り越え、今日までたどり着きました。そうしなければ、師父と再会するとき、きっと恥ずかしくなるでしょう。師父はいつでもどこでも私を率いて、守ってくださっています。師父は時に我々のために苦しんでおられます。私は師父が言われた「三つのやるべきこと」をきちんとやり、師父について行って、この道をゴールします。自分が誓約したことを絶対裏切りません。