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オーストラリア:中国自由文化運動は「全人類が法輪功の苦難に関心を寄せる」活動を発起(写真)

(明慧日本)2007年9月2日から9月9日のAPEC首脳会議期間中、「中国自由文化運動」が「全人類が法輪功の苦難に関心を寄せる」週間活動を発起し、一刻も早く中共が法輪功学習者に実施している集団虐殺、人類に反する罪を制止し、全人類が法輪功学習者の遭遇した苦難に関心を持つよう呼びかけた。

「王治文現象シンポジウム」の現場

公開状を持って、シドニー市役所へ向かう費良勇氏、袁紅氷氏、王功標氏ら三人

「中国自由文化公開状」をカナダ領事館へ送り届けた

インタビューを受ける「中国自由文化運動」組織委員会委員、「民主中国陣線」会長・費良勇氏

 APEC首脳会議の初日の9月2日、「法輪功の苦難に関心を寄せる」週間の幕がシドニー市の中心部で開かれ、多くの大手メディアの注目を寄せた。「オーストラリアラジオ放送」、「ザ・オーストラリアン」などのマスコミが記者会見後、王暁丹さんと陳慕涵さんを特集取材した。陳慕涵さんはシドニー市の市民で、母親は現在、上海女子労働収容所で不法監禁されている。

 王暁丹さんは記者会見で自分の父親・王治文さんの状況を明かした。彼女は「父が監禁されてから八年間、面会は許されず、極度の悲しみのあまり一度失明にまでなり、数年かかってようやく現実の悲しみを乗り越え、父のことを公で話せるようになった」と発言した。

 ドイツから駆けつけた「自由文化運動」組織委員、「民主中国陳線」会長・費良勇氏は「精神信仰と中国の道徳復興」と題したスピーチを行った。彼は「中国共産政権の腐敗、職権濫用は、中国国内の道徳低下が主な原因で、無神論の全面的な宣揚も道徳の堕落をもたらした深層の理由である。その一方、『真、善、忍』は社会道徳を復帰させる原動力になり、道徳再建には宗教信仰が必要だ」と表明した。

 9月5日、「全人類が法輪功の苦難に関心を寄せる」週間の活動シリーズの一環として「中国自由文化運動」は、APEC首脳会議への公開状をすでに訪問、郵送、ファクス等の形式で手渡した。書簡はAPECに出席する各国の首脳に対し、直ちに有効な対策を講じ、中共に対し、法輪功学習者に実施している集団虐殺の犯罪行為の停止を求めるよう呼びかけた。

 5日午前、「中国自由文化運動」組織会長、作家、自由主義法学家・袁紅氷氏、「中国自由文化運動」組織委員会委員、「民主中国陣線」会長・費良勇氏及び当該委員会幹事・王功標氏らはアメリカ、カナダ、ニュージーランドなどの駐シドニー総領事館に公開状を手渡した。

 すべての領事館の受付は、必ず書簡を自国責任者に手渡すと承諾した。

 消息筋によると「中国自由文化運動」は1200人前後のメンバーから成り、ほとんどのメンバーは中国大陸にいる。中国大陸側も今回の「全人類が法輪功の苦難に関心を寄せる」週間のシリーズ活動の情報を得ており、当団体は独自の特有な形式を取って、法輪功の苦難に関心を表す方針だという。

 2007年9月17日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/9/8/162304.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/9/9/89382.html