日本明慧
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貴重


 文/中国大陸大法弟子

(明慧日本)時間が差し迫ってきた、ますます差し迫ってきたと皆に言われていますが、確かに夜を日に継ぐように利用してもまだまだ足らないと感じています。特に、急用ややらなければならない家事があるとき、もっと足りなくて、誰かに会うたびに、お忙しいですねと挨拶されるほどでした。

 時間は神です。修煉者の時間はぴったりと按排されているはずです。特に今日まで歩んできた大法弟子は更に時間を大切にしなければなりません。だから、食事後の世間話などの時間をまともなこと、例えば、法の学習や煉功、心性を修めること、三つの事を行うなどに利用すべきだと思います。

 私は毎日煉功の他に少なくとも《転法輪》を四講、或いはもっと多く学ぶようにしています。1997年の時、一日に一講からスタートしたのです。1999年7.20までは一日に二講になりました。しかし、迫害が始まってから、そこまで法を随分学んできたのに、《転法輪》を見ないと、目次までもはっきり覚えていないことに気がつき、毎日三講に増やしました。2002年11月労働強制所から帰ると、弛まずに一日に四講を学んできました。その内に、経文と《転法輪》を一回清書したり、《転法輪》を暗証したりもしました。

 このように時間を大切にすると、いつの間にか、法を学ぶことや煉功、家事、三つのことは急がず慌てず、整然と秩序立っているようになりました。出かけるたびに縁のある人に出会い、お守りや真相資料や《九評》も殆ど喜んで受け取ってくれるのです。ずっと尾行していた勤め先の警備員にも真相を伝え、真相資料や《九評》をあげ、真相を分からせたのです。又尾行する人が変わるごとに真相を伝えていて、あわせて何十人の人に真相を分からせ、中に本名で邪党を脱退した人も居るのです。最初は尾行する人に不満を持っていましたが、師父の説法を学んでいくうちにだんだん慈悲心を持つようになったのです。

 確かに時間は差し迫っているのですが、この大事な時間をより多く法の学習、煉功、それから三つの事を行うほうに使わなければなりません。修煉者には見本がいないのですが、皆心を修めているのです。師父は《精進要旨二》の<道法>で「大法は衆生を圓容し、衆生も大法を圓容している」と説かれました。私はその説法から「貴重」を会得したのです。

 貴重な大法、貴重な大法が広く伝わっているこの時期。貴重なのは我々がこの大法の広く伝わる時期に修煉しているのです。私たちは師父の弟子です。この千歳不遇のチャンスを大事にし、神になろうではありませんか。

 2007年9月19日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/9/15/162702.html