日本明慧
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同修の皆さん、正念を発することを重要視しよう

(明慧日本)最近、私たちの地区では正念を発するときに気が緩む現象があります。正念を発するときに掌が変形したり、常人のことに纏われて、正念を発する余裕がなかったり、時間がたっぷりあるのに、正念を発することを忘れたりしています。法を正す時間を大事にして、師父の要求される三つのことの中の正念を発することを重要視していただくように、三つの物語を述べさせていただきます。

 (一)ある村の幹部の悪行がネットで暴き出されたため、海外の大法弟子は真相を伝えるために彼らに電話をかけました。その中の一人は恐れたり怒ったりして、村の大拡声器を通して「このことはだれそれがやったのです。もう市の方は彼女を捕まえることになっています。明日捕まえに来ます」と叫びました。

 その指名された人は地元の協調者です。彼女は家でそれを聞いてからこう思いました。「邪悪は暴き出されるのを一番恐れるはずだ。何で暴き出されてからかえってはびこったのだろうか。いや、それは仮相だ。師父は「何の心も動じずにいれば、すべての変動を制することができる」(『(精進要旨)(二)』「最後の執着を取り除く」)と説かれた。漏れがあっても邪悪に迫害されてはいけない。私は師父の按排される道しか歩かない。邪悪は清掃されるべきだ。来たらそれらを全滅する」。そして、彼女は座禅し、掌を立ててから、正念を発し始めました。夜の7時からずっと夜中まで正念を発したら、突然目の前が光り輝やき、それは、師父の法身でした。それを見て、彼女はとても感動しました。と同時に、正念を発する信念をもっと固めて、ずっと朝の7時まで正念を発したのです。一晩中寝なかったとはいえ、ぜんぜん眠くなく、自分は大山のような金剛不動な感じでした。勿論、迫害も自然に雲散霧消しました。

 (二)ある村の同修は全体的によりよく協力できるように、村の大法弟子を三つの組に分けて、一回に一組二人ずつで真相を配りに行き、後の同修は皆その二人が帰るまでずっと正念を発して協力するようにしました。このように続けると、ある同修はこういう考えが出ました。「他の同修は真相を配っているのに、私はただ家で正念を発するなんて、それは衆生を救い済度すると言えるのだろうか」そうしていると、ある時、家で2時間も協力して正念を発したら、突然目の前に「功徳無量」という四つのピカピカ光る大きな字が現れてきました。彼女はすぐ悟ったのですが、一つのことを完成するためには、これをやる人もいるし、あれをやる人もいます。だから、全体としての協調、圓容が必要なのです。人を救うという基点に立てば、正念を発することもその一部分で、とても重要なのです。

 (三)二人の同修が強制連行されました。ある少年の同修は近距離で正念を発するときに、留置所は真っ黒で、奇怪な形をしている邪霊や卑しい鬼が周りで見つめているが、真ん中の二人の同修は体が黄金色をしていて、強大なエネルギー場に包まれているのを見ました。外の同修たちが正念を発することは邪悪を取り除くだけではなく、拘禁された同修の正念の場をも強めたのです。その時、少年の同修は「正念を発しなさい。続けて発しなさい」と言う声が聞こえました。

 彼は見たり聞いたりしたことを他の同修に教えると、皆は正念を発する信念を更に強めました。全体で協力した下で、2日後と5日間後、その二人の同修は相次いで留置所から抜け出しました。後で交流するときに、その二人の同修はこう言いました。「留置所に拘禁されながらも、皆の発した正念が感じられました。エネルギー場はとても強くて、心が落ち着いていました。不法に拘禁される同修たちは一日も早く魔窟から抜け出せるように、皆で正念を発することを重要視しましょう」。

 2007年9月19日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/9/17/162846.html