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仕事をする心と慈悲心


 文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)法輪功への弾圧は間違っていると多くの人に真相を伝え、この間違った決定が撤回されるよう、政府に訴えに行き、とても精進しているように見えるのに、邪悪に迫害されてしまった大法弟子がたくさんいますが、こういう現象を見て、それはなぜかと迷っている同修がいます。

 大体、邪悪に迫害された場合は、自分の漏れによって邪悪に隙に乗じられたのです。それでは、漏れはどこにあるのでしょうか。その一つは仕事をする心だと思います。その具体的な現れは、大法弟子が法を実証するときに、そのことが成功するか否かを重視して、そのこと自体が目標で、更に一歩進んで人を救うことを目標にしていないということです。

 では、なぜそのこと自体を目標にしたのでしょうか。一部の同修は本当に内に向けて探し、とても深く潜んでいる心を見つけたのですが、それは法を実証することが自分の圓満のためだと思ったからです。それはとても大きな私心で、他の空間では隠すことが出来ず、邪悪に隙に乗じられたのです。それも精進しているように見える大法弟子が迫害を受けた原因の一つだと思います。

 正しい基点というのは、法を実証する時に行うことは人を救うための一つの手段で、ただこの手段を通して人を救うということです。これこそ慈悲心で、大法弟子のあるべき心理状態です。

 以上は現在の私見です。

 2007年9月20日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/9/15/162683.html