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ジュネーブ:人権の都は法輪功を声援

(明慧日本)ジュネーブ市長のパトリス・マグニー(Patrice Mugny)氏は、人権聖火活動に参加した時、「私はこの地球で生きているすべての人々が人間としての権利を有すべきだと深く信じている。これこそが、私が人権聖火の活動に参加し、中国政府(中共)の迫害を受けている法輪功学習者を声援する理由である。北京五輪の話をする時、中国政府(中共)がキリスト信徒への扱いと同じように法輪功学習者を排斥している、という現実を隠してはいけない」と述べ、法輪功学習者を支持する意を明らかに表明した。

 2007年9月15日、マグニー市長はチェコから伝わってきた人権聖火を受け継ぎ、法輪功学習者に対する支持の意を表した。マグニー市長はヨーロッパ法輪功迫害真相調査聯盟の構成員でもある。講演の中で、彼は「私は2006年3月に国連拷問虐待問題の特別報告官から中国での拷問の実施状況を知り心配している。彼らの報告書によると、中国の3分の1の拷問をうける受刑者が法輪功学習者である。アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は昨年の報告書でも、中国政府(中共)が「法輪功学習者への恨みを引き起こすために、一つの公開的な法輪功を誹謗中傷する運動を起こした。こうした情況により、法輪功学習者に対して暴力を振るうことをそそのかした」と指摘した。

 マスコミの取材に対し、マグニー市長は、「ジュネーブでは、これは極めて重要な活動である。それによって、我々は人権を重視していることを全世界に教えたい。これは中国に敵意を示すことではなく、却って中国に五輪の開催権を獲得した時の、人権改善の約束を実行させ、人権を尊重するように呼びかけたい」と強調した。

 ジュネーブは国際連合人権理事会(前国際連合人権委員会)の所在地であり、1999年に中共の法輪功への迫害が開始された後、法輪功学習者は幾度となくジュネーブを訪れ、平和的な、数々の方法を通じて世界の人々に法輪功の真相を伝えた。穏やかな功法の実演から人々は法輪功の素晴らしさが分かるようになり、その上何回も繁華街で行われた拷問模擬展を通じて中共が真善忍を信仰とする法輪功学習者に対してどれほどの残酷な拷問を実行しているのかジュネーブの人々に見せたのである。しかも、中共が善良な法輪功学習者を迫害・虐殺するばかりでなく、生きた法輪功学習者を対象とする臓器摘出までをも行い、暴利を貪ったという真相を、明けても暮れても伝えた。こうしてジュネーブでは多くの通行人達が法輪功に対してもう不案内ではなくなった。

 ジュネーブ市民のモニカさんは法輪功について、「ある程度分かります。私は彼らの修煉が何の過ちもなく、ただ自らの向上を求めるに過ぎず、同時にほかの人を助けようとしている。中国政府(中共)はなぜ彼らを迫害しているのか私には理解できない。 中国政府(中共)の行為には本当にがっかりさせられる」と語った。

 カタリンさんは、法輪功に興味を示した。彼女は「私は法輪功学習者の迫害を制止する活動を支持している。迫害がなるべく早く停止することを希望する」と述べた。彼女の友達も「私は心から貴方たちを支持する」と語った。

 その後、人権聖火が国際オリンピック委員会の所在地・ローザンヌに到着した。ヨーロッパ法輪功迫害真相聯盟調査団副団長、国際多元信仰組織のチャールズ・グラベス(Charles Graves)主席は、国際オリンピック委員会の前でマスコミの取材を受けた時、「今日、我々がここに来た目的は、オリンピック委員会に中国で連続的に発生している人権侵害に注目させようとしており、その状況は五輪開催前の1年でちっとも改善されていないのである」と指摘した。さらに、彼は「中共の法輪功に対する迫害は非常に荒唐無稽である。法輪功は多くの良い伝統的な価値観をもたらした。我々はその迫害の理由を理解できない。それゆえに、我々はここに来て、現在中国で発生している法輪功への迫害を人々に伝えたい」と強調した。

 人権聖火リレーと共に、法輪功迫害の真相もより多くの人々に知られるようになった。より多くの人々が署名、迫害に反対する活動への参加を通じて、法輪功を支持することを表明し、一日も早く迫害が停止するように要求している。

 2007年9月23日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/9/19/162953.html