日本明慧
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私の教訓を戒めに、正念を発することの大切さを同修の皆さんは注意してほしい


 文/中国長春の大法弟子

(明慧日本)それはいつのことかもうはっきり覚えていませんが、確か2005年だったと思います。しかし、そのことから汲み取った教訓はいつになっても忘れられません。

 その頃、安逸を求める執着心に動かされて、大法の学習もしたくなかったし、全世界の大法弟子が揃って正念を発する4回の決まった時間も守れませんでした。疲れていることを口実に、夜中の12時の正念をぜんぜん発しませんでした。「夜中の12時に他の大法弟子はみな正念を発しているのに、あなたが発しないと、魔が皆あなたの空間に逃げ込むんじゃないか」と他の同修に注意されましたが、ぜんぜん気にしませんでした。正念を発する時にとても疲れを感じるようになり、だんだん日中の正念も3回から1、2回に減らしてしまいました。その理由は正念を発するときにとても疲れを感じるということでした。このような精進しない状態が何カ月か続き、とうとう虎視眈々と隙を狙う邪悪につけ入られ、迫害されました。

 ある日、私は気だるくてベッドに伏せ、うとうとしてところを、寝室の外から人間と同じくらいの高さの、がっちりとした人影のような真っ黒なかたまりが入ってくるのが見えました。その黒いエネルギー場はとても強く、入って来ると、どっしりと私の体に圧し掛かってきて、私はすぐに息苦しさを感じました。しかし、私の意識ははっきりしていたので、本能的に頭を後ろに回し、その黒いものに向かって「法正乾坤、邪悪全滅」と念じました。ところが、私の発した正のエネルギー場はあまりにも弱くて、1回目に念じた時、そのものはびくともせず、3回目のときに、やっと微かに動いた程度でした。

 自分の力だけではとても敵わないと分かると、またほとんど本能的に「師父の助けを求めよう」という考えが閃きました。そうしたら、直ちに踵の方から竜巻のような形容し難いとても強い力がその黒いかたまりにぶつかり、その黒いものを巻いて、羽毛のように飛んでいき、あっという間に影も形もなくなりました。その後、私はこれまでなかった軽さを覚え、生き返ったように感じました。

 慈悲なる師父が助けてくださったのです。こんなにも精進しない私を、師父は見捨てることなく、相変わらず見守ってくださったのです。しかし、この教訓はあまりにも深刻です。

 このことを他の同修に話したら、それを書き出して明慧ネットに投稿するように助言してくれました。私の教訓を戒めとして、正念を発することを重要視するように同修の皆さんに注意してもらいたいのです。

 その後、4回の決まった時間の正念をとても重要視するようになりました。たまに妨害がありますが、すぐそれを排除できます。ここまで書いたら、ちょうど6時10分前になりました。また全世界の大法弟子が全体で正念を発する時間になりました。

 2007年9月26日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/9/24/163223.html