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法輪功学習者・陳雪さん、学位を剥奪される

(明慧日本)2007年7月、福建工程学院が同学院の教師で法輪功学習者でもある陳雪さんを迫害した事実が明慧ネット上で掲載された後、大勢の国外の法輪功学習者は大学上層部に迫害を止めさせるための電話を掛け、郵便で法輪功の真相資料を送った。しかし、彼らは、「善悪には応報がある」という言葉を信じないばかりでなく、法輪功学習者の善意を嫌がらせだと思っている。悪人達はその後、反省せず、迫害をさらに強めた。

 陳雪さんは現在、長沙市にある中南大学大学院の修士課程に在学しており、学位論文の発表を申請する段階まで進んでいる。9月、福建工程学院は、中南大学信息科学工程学院に、陳雪さんに対する処分をFAXで送付した。9月末、陳雪さんのもとに中南大学から修士学位の申請が拒否されたと通知が届いた。

 2006年11月、陳雪さんは、教室で他の学生に、天安門焼身自殺事件と脱党のことを話して法輪功の真相を伝えたところ、通報された。福建工程学院は上の指示に従い、陳さんを教師から一般職員に降格させた。2006年12月29日、陳さんは、晋安区の国保大隊に不法に連行され、法輪功をやめる誓約書を書くように強要された。彼女はその要求を拒否したため、不法に15日間拘留された。陳さんが釈放されて学校に戻った後、福建工程学院は彼女の上半期の業務査定を「不合格」と判定し、さらに行政処分を下した。そして、強制的に彼女の給料から毎月、罰金を天引きし、その額は合わせて1万5千元にもなった。

 福建信息工程学院の扇動と悪党の連座制に対する恐怖から、中南大学の関係者は、陳雪さんへの迫害に加担している。現在、陳雪さんは、大学側から政治的審査が合格できなかったため、卒業できないという通知を送られてきた。また、元々免除されていた学費も全部自己負担になった。

 2007年10月2日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2007/10/1/163664.html