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西オーストラリア上院:中共による法輪功学習者からの臓器狩りについて公聴会を開催(写真)

(明慧日本)2007年9月17日午前、西オーストラリア上院の環境・公共事務委員会は法輪功学習者を狙った中共の臓器狩りについて公聴会を行った。カナダ独立調査員、国際人権弁護士のデービッド・マタス氏と法輪功スポークスマン張而平氏が公聴会で証人として出席した。公聴会は2時間にわたって行われた。

西オーストラリアで重要な政治関係者とメディアのために行った討論会

 西オーストラリア上院議員Legislative Council氏は、法輪功学習者を狙った中共の臓器狩りや労働収容所、牢屋、病院などで不法に拘禁された法輪功学習者の状況について調査を始めた。

 当日の午後、法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)は西オーストラリア州の州都パースで中国人権と経済問題についての討論会を二回行った。多くの重要な政治関係者や中国事情及び人権問題に関心を持つ100人余りの人々が、州議員と一緒に西オーストラリア大学の討論会に参加した。

 人権弁護士のデービッド・マタス氏は研究会で、中共が人権を踏みにじっていることは、オリンピックの平和と友好による精神と人権尊重の原則に反していると述べた。そのうえ、カナダの独立調査白書を発表した後、同氏とデービッド・キルガー氏が中共に妨害されたことや、中国政権が非常に理性的ではないことも指摘した。張而平氏は、中共が中国人民と自由世界のコミュニケーションを利用してインターネットをコントロールするために作られたプロジェクトを暴いた。そのプロジェクトは上海、北京と広州の三大インターネット拠点を監視するためのものである。

 キャンベラにあるオーストラリア国立大学の社会経済学者Ellion Fan氏は、中共は偽の経済データを流しており、中国社会は富と貧の格差が非常に大きく、正常ではない社会現象について指摘した。そのうえ、中国が世界各国との通商における貿易赤字のため、西洋各国が中共に人権問題を指摘する時、経済に対する損失問題を考える必要はない、と話した。

 中国から来た陳紅氏は、研究会で自ら受けた迫害について述べた。陳さんは以前、法輪功のために平和的に政府に陳情したが、そのため、中共に家を5回も不法に捜査され、労働収容所で一年間監禁されてしまった。監禁されていた間、陳さんは血液を検査されたという恐ろしい体験を語った。研究会後、それを公聴した人々は、陳さんに同情と支持を表し、そして陳さんが自分自身で立ち直った勇気に非常に感心した。

 この二回の討論会を司会した西オーストラリアの議員Louise Pratt氏は、最後に参加した人達を励ました。間もなくオーストラリアに来る人権聖火の活動に一緒に参加し、中共に迫害されている法輪功学習者と中国人民に対して、声を大にして伝えるよう呼びかけた。

 2007年10月2日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/9/21/163074.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/9/22/89809.html