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山東省:法輪功学習者を迫害する第二労働教養所七大隊の悪行

(明慧日本)山東省第二労働教養所(男性の教養所、つまり王村労働教養所)の第7、8大隊は不法に200人以上の法輪功学習者を拘禁している。ここで第7大隊の警官が法輪功学習者を迫害する悪行を暴き出す。

 一、「徹夜」で苦しめる

 2006年5、6月、労働教養所は「厳管クラス」を設立し、「転向」を拒絶する法輪功学習者に対して「徹夜」で苦しめる。ある学習者は1カ月連続して徹夜で苦しめられた。労働教養所の警官は、奴隷のような仕事を拒否、あるいは邪悪に協力しない学習者に対して、夜中3時まで徹夜するように強いる。

 例えば、法輪功学習者・楊溟さんは警官に「ボス」だと思われている。大隊長の羅光栄はずっと心の中で恨みを抱いており、「転向」しないことを理由に、楊さんを隊長の洗面所の中に閉じ込めて夜中3時まで徹夜させた。昼間はいわゆる「教育」と称して、邪悟した理屈を注ぎ込む、あるいは法輪功を侮辱するような録画を見せる、監視して居眠りを許さない、食事、睡眠、用便はすべてその部屋でさせる、腰掛に強制的に座らせ動くことを許さない、外出させない。眠る時臨時に床に下敷きを敷いて、起きた後布団を巻くなど。2007年5月から6月末まで、連続40数日間はすべて夜中の3時に寝て、5時に起きる、1日の睡眠は2時間であった。

 あの洗面所は隊長が洗面と用便をする場所であるが、しかし、法輪功学習者の禁閉室になっており、多くの学習者はここに閉じ込められたことがあり、窓の上で手錠をはめられて、連続して徹夜させられた。

 二、「厳管クラス」に閉じ込める

 労働教養所は「転向」を拒絶し、奴隷のような仕事を拒否する法輪功学習者を「厳管クラス」に閉じ込めた。

 2006 年11月前、労働教養所の警官は各種の残虐な拷問により学習者を苦しめた。極めて邪悪な「馬扎子」に強引に座らせ、体は垂直で、両足は平行して、垂直に、両手は平らに伸ばして膝の上に置き、動くことを許さない、話をさせない、同じ姿勢で深夜までずっと座らせる。もし疲れて動けば、すぐ叱責する、甚だしきに至っては殴る。毎日このようにして1カ月すると、腰の痛み背中の痛み、臀部はすべて傷だらけになる。

 体が曲がった状態のため動けず、長期にわたり腎臓、胃腸などの内臓が圧迫され、大小便が滞ることがあり、消化不良、排尿痛、体調が悪いなどの症状、体に対する障害は慢性的で、容易に気付かず、真の原因は隠されており、回復しにくい。労働教養所から出て来た法輪功学習者は普遍的に体がひどく衰弱している。

 これらは体に対する傷害である。精神面での洗脳による迫害がまだあり、さらに、寂しさ、孤独、悲しみ、ホームシック、疲労などが一斉に襲ってきて、常に耐え難い苦痛となる。強固な信念の支柱がない人はこのような苦痛には耐えられない。

 ある法輪功学習者は「厳管クラス」に入ることを拒否したため、隊長は受刑者を指揮して、その学習者を事務室まで引っ張ってきて、交替で一日中苦しめた。

 三、壁に向かわせる

 別の虐待手段で、法輪功学習者を回廊の中で壁に対して強制的に座らせる。もたれても動いてもいけない、ただひたすら壁に向かっている。毎日このように四角張って座り、昼間も夜も座る、話を許さない、人から話かけられることも許さない。

 法輪功学習者・王建さんは強制的に壁に向かって座らされてすでに6、7カ月になる。学習者・孫徳波さん、文徳懐さん(音)は断食で抗議した。警官に事務室に連れられていき、長期にわたり管を入れられて潅食されている。管はいつも挿し込んだままで外されない。文徳懐さんはこの拷問の時、腰掛けに座らされ、1回の食事は饅頭1個だけで、満腹にはならない。

 四、洗脳「転向」

 法輪功学習者は労働教養所に連行されると、警官は何人かでいわゆる「教育」をして学習者を転向させる。また聞こえのよい名称「交流」といって、実際は強制して「転向」させることを企み、精神面から学習者を崩そうとする。

 五、不法に奴隷の仕事をさせる

 この仕事場では、法輪功学習者にガラスの瓶の上にカラーの装飾の布を貼るように強制する。装飾布を貼る際に使用するガラスボンドは非常に強烈で、鼻を刺激する匂いを出し、仕事場に入った途端すぐ感じる。とてもむせて送風機も役に立たない。このボンドは恐らく毒が入っている。学習者は長期にわたりこのような環境の下で働くことを強いられている。

 2007年10月3日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/9/27/163446.html