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黒龍江省:富錦市公安局は8人の法輪功学習者を連行

(明慧日本)2007年9月以来、富錦市公安局の警官らが中国共産党の第17回党大会の開催を言い訳に、写真撮影、定期的な現状報告、待ち伏せ、尾行等の手段を使って法輪功学習者を妨害し、その上法輪功学習者を不法に連行、家宅捜査及び財物の略奪等を行った。近頃、富錦市には、既に8人の法輪功学習者が不法に連行され、多くの法輪功学習者が家を離れ、住所不定の暮らしを余儀なくされた。

 2007年9月17日、法輪功学習者・王金宝さんは連行され、不法に家宅捜査された。

 9月19日昼頃、法輪功学習者・高連生さん、高玉梅さんと高玉敏さん兄弟3人は連行された。警官らは、高連生さんの家から、不法にDVDコピー機等の私物を没収し、見つけた現金2000元(約3万円相当)を巻き上げた。

 9月22日、学習者の田海濤さんは家宅捜査され、法輪功の書物やパソコン等の財物を略奪された。田さんの妻・金桂玲さんは公安局に連行され、後ほど親族に保釈されて帰宅した。

 9月17日午前9時頃、法輪功学習者・王欣さんは町の中で歩いた時、突然警察に連行された。11時に警官は王さんの鍵を使って家に押し入り、王さんの母親・学習者の王桂芳さんを強制的に連行した。家の中をひっくり返し、現金6000元(約9万2千円相当)を巻き上げ、法輪功真相資料を全部没収した。

 9月17日午前、法輪功学習者・劉桂珍さんは勤務中、強制的に連行された。警官は劉さんから奪った鍵を使い、彼女の家を不法に捜査し、パソコン等や現金9000元(約14万円)を含め、合計2万元(約31万円相当)に値する財物を不法に略奪した。劉さんの高校一年生の娘も、数日前に尾行され、9月17日昼頃家に戻るとき、拘留所に連行された。夜になってやっと釈放された。劉さんの夫は家を出て住所不定を余儀なくされた。

 情報によると、富錦市公安局は9月初めから、法輪功学習者・劉桂さん、王桂芳さん及び家族全員を尾行し始めた。 王さんは毎日家を出ると、すぐ私服の警官に尾行され、こっそりと写真を取られていたという。しかも、警察は彼女の姉を訪ね、王さんの身分、年齢、勤務先、いつ退職したかといった個人情報を調査した。彼女の家の近くに、一台の車が止まっており、昼夜監視を行われていた。

 同江市法輪功学習者・陳立さんが、現在富錦市拘留所に不法に拘束されている。

 注:法輪功学習者を連行・迫害している主要な責任者らの情報については、中国語のページを参照。

 2007年10月3日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/10/2/163772.html