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私は恐怖の「610」弁公室を提訴する

(明慧日本)私は余紹奇といいます。湖南省辰渓県気象局の法輪功学習者です。2007年9月21日不法に監禁されていた洗脳班から脱出しましたが、家があっても離散していて帰れないし、落ち着ける所もない。

 法律上では、公安機関が人民検察院の許可証を持って執行する以外はいかなる理由でもどんな個人、団体、組織でも公民の人身の自由を奪うことは許されない。公民の人身自由を不法に剥奪したものについては3年以上、10年以下の有期懲役、情状の厳重な場合は10年以上、もしくは無期懲役、特別に厳重な場合は、死刑に処する(不十分なところがあれば、法律の条文に基づく)。

 私は中国の現行法律に基づき、公民の自由を不法に剥奪した罪として辰渓県「610弁公室」(江沢民が法輪功を迫害するため成立した違法組織で、公安、検察、法律をすべて凌駕する組織)主任翟暁明、副主任羅建如、及び関連職員を提訴し、正義をもつ社会の各分野の人々に応援を呼びかけ、「610弁公室」の国家の法律を無視した様々な違法な行為を暴きます。こうした罪がない人を任意に迫害を加え、拘束したい場合、何の証拠も示さずに任意に拘束し、監禁した場合、何の裁判もなしで違法に監禁したり、拷問したりする、ナチスよりも悪質な卑劣な行為を阻止しなければならない。

 2007年9月20日、湖南省辰渓県610弁公室の恐怖の主任翟暁明、副主任羅建如、610職員の黄明強、辰陽鎮610主任魏明改らは私の勤務先の辰渓県気象局に侵入し、私に勝手に自分たちの弁公室に連れて行って話をしたいと言った。

 当時、私は彼らに対して、「何かがあったら此処で話しましょう、あなた達の弁公室まで行く必要はないでしょう?」と反論した。すると翟暁明の顔色は忽ち変わり「あなたを学習班(洗脳クラス)に送るつもりだ。共産党の政策がいいか、あるいは法輪功が良いかを見せるためだ!」と言った。

 私は何の罪も犯した事はないと言った。彼は、逆に「もし法を犯したらお前を既に逮捕した。今回はただの法制学習班に送るだけだ」といった。私が拒否したら翟暁明は「無理やりにでも彼を押さえて連行しろ」と周りの人に命令した。610の副主任の羅建如と辰陽鎮の610主任の魏明改2人は私を強制連行し、パトカ−に押し入れた。

 パトカ−が気象局の出入り口まで来た時、翟暁明と羅建如は車から降りて、道端に停車していた懐化国安のパトカ−に乗り換えた。その車の中には強制的に連行された法輪功学習者・欧家法さんを乗せていた。私は警官に無理やりタクシーに乗り換えさせられ、魏明改と女性の工作員の向秀蘭が同乗し、後ろのパトカ−と一緒に懐化に向かって走り出した。

 洗脳班は懐化老湖立体交差橋の近くにあり、途中で懐化市の実験学校を通り過ぎてから大きな道から下りて小さい道に入って暫く走った。此処は昔の印刷工場の寮であり、玄関は赤色で、新しくペインティングした古い建物であり、4階建てで、2ブロックに分けられ、出入り口には鉄門が設置されていた。1ブロックは16の部屋に分けられ、部屋は2LDで窓には盗難を防ぐための金属網がかけられていた。一つの部屋に一人の法輪功学習者が不法に監禁されていた。

 その日連行された辰渓地域の法輪功学習者・欧家法さんと孝坪卿の女性法輪功学習者1人以外に、もう一人60歳あまりの女性法輪功学習者が居た。それ以上の詳しい状況は分からなかった。

 当日の夜、私が食事を拒絶したら、気象局の規律検査書記の余斌が来て凄く怒り、同姓の610職員を呼び、私をしっかり懲らしめるように伝えた。この人はかなりお酒に酔っていて、私の手を摑んで、指を後ろに反らして強く押しながら「ちょっとおとなしくしろ!ここに連れて来たのは学習のため、言うことをよく聞け!」と大きい声で叫んだ。

 その後、辰渓県610の副主任・李会猛が彼の行為を阻止した。此処は基地なので人を殴ってはいけない、討論したり、争論したりするのはいいですよと言った。すると私を苛めていたあの人は去った。(李会猛は公開な場で次のように言った。此処では法輪功がいいか、よくないかは問わない。但しここにいる限り、ここの管理に従わなければならない)。

 ある610の職員も密かに私に言った。「私もこんな事をやりたくない。このような政法の仕事が嫌になっていますが、仕方がありません。あなたが私に新しい仕事を紹介してくれますか?上からは私たちに人を逮捕しろと指示があるので、私たちも本当に困っています。私はあなたたち法輪功に対して手で殴ったことも、口で虐めたこともありません」。

 洗脳班で私は大勢の610職員の善の所も見つけた。暴力で我らに対するのではなく、少数の職員だけが暴力を振るっていた。しかし弾圧はあの邪党の命令であり、彼らは本心とは違って執行しなければならない。特に法輪功に対する迫害は人心を得られなくなり、その意味では彼らも悪党の被害者であり、本心に背いたことをしている。彼らも共産党の被害者なのだ!

 私は断食一日後、洗脳班から釈放されたが、現在離散していて、身を落ち着ける所が無くなっている。自宅があっても戻れない、仕事があっても勤務できない!家に居る妻子老幼も私の便りを受け取れなくなり、家族と会うことも出来なくなっている。彼らは私を迫害しても、負債しても返済しなくていいと思っているかも知れない。それは絶対許されないでしょう!人ができなくても、天(神様)が裁判するでしょう!いまも悪行をやり続けている人よ、私の話を聞け、人から隠れても絶対神の目から隠れることはできない。神様はあなたの善と悪すべてを記帳しているのに違いない!

 私が所属していた会社も既に私の給料を停止しており、話によると洗脳班での費用は月あたり6千元と言われている。

 本文を書く目的はどの個人に対するのではなく、悪事をしている人々に直ちにその手を止めて、切り立った崖に至って馬を引き止めるのだ。人を迫害するのを止めよう。この悪党は絶対にあなたの替わりに犯罪の責任を負わない!又、このような人に被害を与える仕事をやりながら「仕方がない」という人たちよ、真剣に考えてみて下さい。人に被害を与える「仕事」をやり続けるべきかを!自分の生命に責任を持って、自分の頭で考えよう。一日も早く悪党から脱党して自分を救いなさい!

 邪悪を暴き、正義を広く宣伝します。私の正常な生活を返してもらいます!

 湖南省辰渓大法弟子余紹奇

 2007年10月3日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/9/27/163439.html