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ニューヨーク:国連前の集会で中共の法輪功に対する迫害の制止を呼びかけた(写真)

中共の弾圧の制止を呼びかける一般民衆が国連ニューヨーク本部前で集会

失踪6年になる弟の黄勇さんを救出するため、再び呼びかける法輪功学習者・黄万青博士

法輪功学習者を対象とする中共政権の生体臓器狩りを非難する法輪大法インフォセンタースポークスマンのLevi Browdeさん

資料を受け取って、法輪功の真相を知る通行人

(明慧日本)第62回国連総会の間、アメリカ東海岸の法輪大法学会と全世界脱党サービスセンターは、2007年9月25日、国連のニューヨーク総本部前で、一般民衆も含む共同の集会を開いた。各国元首と民衆に中国共産政権の法輪功への8年に及ぶ迫害に関心を持ち、中共の暴政を制止する手助けを呼びかけると同時に、2600万人の勇士が中国共産党から離脱したことを祝った。

 ニューヨーク法輪大法学会:将来のため、善なる者に伍する

 ニューヨーク法輪大法学会スポークスマンの宋さんは「迫害を受けて8年来、法輪功学習者は毎年国連総会の開催中に国連を尋ね、世人へ中共政権の法輪功学習者に対する非人間的な残虐きわまる迫害に関心を持つよう呼びかけてきた。この8年、学習者は様々な困苦を経て「真、善、忍」という修煉の理念を堅持し、世人に真相を伝えてきた。世界の善良なる人々が正義の手を差し伸べ、善の側につくことは人々の将来にとって、とても大事なことだ」と述べた。

 ちょうど中秋に当り、宋さんは、法輪功学習者一同は法輪功創始者の李洪志先生に心からの感謝を表した。そして、中国国内の学習者にも心から真摯な敬意を表し、声援に駆けつけた方々に感謝の意を表した。

 法輪大法インフォセンタースポークスマンのLevi Browdeさんも発言し、天地も憤激する中共政権の非人間的な法輪功学習者を対象にした生体臓器狩りを強く非難した。波朗迪さんは中共政権に対し、直ちにこの地上での最も邪悪な蛮行を止め、不法に拘禁中の全ての法輪功学習者と支援した正義の人を無条件に、釈放するよう厳粛に声明を出した。

 ニューヨーク住民:中共政権の邪悪な迫害に「ノー」と言おう

 ニューヨーク在住の胡志華さんは集会で「私の弟、胡志明(元空軍少佐)は2年前、一見平和な北京市内で中国の国家安全局とスパイに連行され、現在は中国の遼寧省錦州市南山刑務所で不法に拘禁されている。明慧ネットの報道により、錦州市の南山刑務所では、一貫して不法に監禁された法輪功学習者を迫害し続けてきた。迫害を受けた学習者の崔志林さんと辛敏铎さんが亡くなったのは、その南山刑務所だった」と述べた。

 また、胡志華さんは「弟は中共政権の邪悪な迫害に抗議するため、2006年4月25日から現在まで断食を続けており、既に1年半が経ち、この間、管を鼻から入れられ流動食を注入され続けている。非常に衰弱しており、両親は医者から弟が常に命の危険があると告げられた。食事の時、目の前のご馳走を見るたびに断食している弟のことが頭に浮かび、思い出す」と胡志華さんは何度も涙に咽んで言葉がつまるほどだった。

 ニューヨークの法輪功学習者・黄万青博士は、失踪して6年目になる弟の黄勇さんを救援するため再び呼びかけをした。中国大陸で迫害を受けて、右目を失明した王海燕さんは、自分が大陸で受けた迫害の真相を語った。中国平和民衆連盟代表・智勝さんは、全世界の法輪功学習者に一つの詩を奉げた。

 全世界脱党サービスセンターの李大勇博士は「年に一度の『十一』(中華人民共和国の建国記念日)を目前にして、ここで全国民と全人類が目覚めるよう呼びかけます。10月を中華民族の同胞が全面的に中共の組織から離脱する『全国民の目覚める月間』に変えよう」と発言した。

 中国民主党代表・唐元俊さん、方能達さん、王軍さんも集会に出席し発言した。中共政権の暴政、及び法輪功学習者への迫害を止めるよう呼びかけ、高智晟弁護士を声援することを表明した。

 集会は午後の6時に終了。学習者らは、その後の3日間も請願活動を続け、各界の善良なる方々から救いの手が差し伸べられるよう、この大量虐殺の制止の手助けをして、そして、中共が法輪功学習者に行った残虐な迫害に関心を持つように、呼びかけていくつもりである。

 2007年10月4日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/9/26/163410.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/9/28/89988.html