日本明慧
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親族に対する情けの執着を取り除く

(明慧日本)1998年に私は縁があって、幸いにも大法を得た。間もなく自分が大法に入った目的は自分の病気を治療するためではなく、修煉のために大法を得たことが分かり、自分の心性を高めることこそ最も重要な修煉であることも分かった。当時、私は仕事がとても忙しくて、ほとんど暇が取れなかったが、法を学習することと煉功を必ず毎日保ち、毎朝3時に起きて煉功点まで行って、皆で一緒に煉功し、夜も家事を終えると急いで皆と一緒に法を学習するグループ活動に参加した。時間は足りないように感じたが、一度も眠いことはなく、とても充実した日々を送っていた。

 しかし、99年7月20日、中共悪党が大法を迫害してから、私は自宅で法の学習と煉功をして、前のようにあまり積極的に精進しなかった。先生は再三我々に「三つの事」をきちっと完成しなさいと期待されていたが、私はまるで与えられた任務を完成しないといけない、仕方がないなという気持ちで「三つの事」を一応やりましたが、色々な邪魔も同時に私を襲いました。例えば、時間がなかなか取れないとか、実家の父が病気にかかって面倒を見ないといけないとか、姑の家事を手伝う人が来なくなったとか、弟や妹が用事があって私が手伝わないといけないとか、様々な用事が突然できて、どうしても、法を学習する時間と煉功の時間が取れない。毎晩30分しか『転法輪』を読まず、法の本の文字の訂正もなかなか進まなかった。

 2002年7月のある日、私は弟や妹と一緒に父を病院に送って帰る途中、事故に巻き込まれ、弟を失った。突然のできことで弟を失った私は本当に悲しくて、まるで、天が崩れ墜ちてきたような感じで、どうしたらよいか分からなくなった。弟は生前、個人事業主として借金が多く、弟と妹もあまり教育を受けなかったので、計算ができず、多くの会計事務は私が担当しなければならなかった。まったく法を学習する時間がなくて、煉功と「三つの事」をやる時間がなくなり、心の中ではとても焦ったが、仕方がなかった。

 この状態は2年も続いた。この事はずっと私の心を痛め、益々大きくなっていた。私はやっと先生が教えてくださった言葉を思い出すようになった。どんな問題にあっても、まず自分の心に聞き、自分がどこか間違っていないかという言葉でした。最近、私の周辺で様々なことが起きていた。これらはいったい私の問題ではないか。結局私は何をしっかりと行っていたのか? 私は心の中に何かよくないものを捨てていないのか?と色々自分の心の問題を探し始めた。 

 やっと今日の午前中、同修と交流することができ、同修の話で私はやっと目覚めた。同修から、「これは親戚への情けの妨げだ。あなたはいつも親戚のことを大法よりも重く見ている。何もあなたが心配することはない。それでは修煉はできないよ」と言われた。

 確かにその通りだ。いつも私は自分に、「目の前のこのことを終わらせてから法のことをやっても間に合う」と思っていたからこの状態に堕ちた。しかし、このことがやっと終わると次のことがやってきて終わる日はなかった。同修の話から、名、利、情は実は別の空間(次元)の魔が邪魔している。魔が私の親戚への情を拡大し、操って私が法を学習することを邪魔しているに違いないと思った。

 私は、自分の親戚のことだけを考えて、先生が教えられた「世の中を救う」、「衆生を済度」することを忘れていた。実にとても危険な状態を認識できた。

 以前、私は自分の名利情は全部捨てたと思っていたが、実はすべて捨てられなかった。たとえば、「三退を勧める」時も、相手を済度する衆生としてみていなかった。すべての人を自分の親戚のように思えばきっと繰り返し三退を勧めたでしょう。心より相手のこと思ってやったことは効果が違ってくる。私の親戚への思いを旧勢力の黒い手や悪魔が利用して色々悪いことを操るのである。

 私はやっと目覚めた。今これらを公開して、書き上げ、皆と共有し、悪いものを取り除きます。今私は昔のように皆と一緒に法を学習し、煉功する場に戻った。今、『転法輪』と『洪吟』の暗記を始めた。

 以上、正しくないところがありましたら、同修は慈悲にご指摘をお願いいたします。

 2007年10月4日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/7/8/158472.html